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2009年 08月 04日

開湯600年を迎えた日奈久温泉

日奈久温泉が発見されてから今年で600年を迎えた。
それを記念して肥後細川藩の藩営温泉からの歴史を受け継ぐ「ばんぺい湯」が
五億5千万円を掛けて解体され、再建された。
その再建オープン直後に、私達の恒例の日奈久旅行となった。


改築新装なった「ばんぺい湯」
開湯600年を迎えた日奈久温泉_d0124388_10384044.jpg

この日奈久温泉センター「ばんぺい湯」、7月18日改築落成オープンセレモニーは
予定通り開催されたが、肝心の温泉施設でレジオネラ菌が発生。
オープンと同時に暫く休業と相成り、出ばなをくじかれた格好だった。 
私達が行った7月24日には問題が解決・営業していたので入浴することが出来た。

開湯600年を迎えた日奈久温泉_d0124388_1049589.jpg日奈久港沿いの旅館街

日奈久温泉は神のお告げで、
海の干潟で掘り当てられた。









開湯600年を迎えた日奈久温泉_d0124388_12175743.jpg種田山頭火の句碑
600年前に発見された日奈久温泉はその後順調に温泉地としての名声を高め、
明治29年八代まで鉄道が開設されると旅館は15軒にも増えていった。
そんな中で、昭和5年には放浪の俳人・山頭火が訪れ
「湯も良い、海も良い、山も良い」とこの地を絶賛した。


開湯600年を迎えた日奈久温泉_d0124388_17183151.jpg日奈久のひょっとこ踊り

毎年 私達は日奈久に行っているが今年で9年目になる。
地元の漁師や旅館の家族との人情味あふれる付き合いが飽きもせず長続きしているのだろう。
現役を離れ、企業戦士を潜り抜けた者同士が裃を脱ぎ、
誰の目も憚らず昔の
                                      元気を取り戻す一時だ。
ひょっとこ踊りは日向のものだが、日奈久でも盛んに踊られていて、
宴会の席では私達も毎年のことなので踊りの輪に入り楽しむ。

船頭や旅館の社長も交えてゴルフに興じた翌日は船を八代海に出し、
蛸漁や定置網の魚を採り、漁師達の料理で酒盛り楽しむ。 
ただ、最近はこの辺の海も環境の影響か、蛸も小さく、
アサリなども極端に不漁が続いているとのことでした。


by dojyou38 | 2009-08-04 10:13 | 街並みウォッチング | Comments(2)
Commented by taminamikawa1 at 2009-08-06 22:10
残念ながら、600年の歴史をもつ日奈久温泉には、まだ行った事はありませんが、
山頭火曰く「湯良し、海良し、山良し、人良し」の一押し温泉でもあり、
是非、「ばんぺい湯」に入りたいものです。
Commented by dojyou38 at 2009-08-07 11:18
taminamikawa1さん
日奈久は何度も行ってますが、何時もゴルフの後の宴会です。
宴会の後はマージャン、翌朝は八代海に船を出します。

今回初めて、ゴルフをしなかったので、日奈久の町を少し歩きました。
600年の歴史が有るだけに、
ゆっくり歩くと それなりに見るところがあるようです。


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