行けるとこまで

dojyou38.exblog.jp
ブログトップ
2011年 08月 03日

オオキツネノカミソリ満開の古処山

私が世話役をする山クラブは2ヶ月に一度の登山だが、3回目の今回は
オオキツネノカミソリのシーズンに合わせて古処山(860m)~屏山(927m)を縦走することにした。

オオキツネノカミソリは彼岸花科の花だが、山登りを始めるまで知らなかった。
そんなに何処にでもある花ではないようです。私の知る限りは井原山、多良岳と古処山です。
井原山は有名で自宅から近いが、登山口までの道も駐車場も狭いので古処山に決めた。

         

           オオキツネノカミソリ(彼岸花科)
d0124388_11122812.jpg


 8:30 秋月キャンプ場入り口に集まったが、晴天・猛暑で参加者の歳を考慮し林道終点まで車。
 9:00 装備チェック、準備体操後スタート。(標高 約520m) 
      さすが オオキツネノカミソリのシーズン、車の先客、キャンプ場から登ってくるグループ多数あり。
      互いに挨拶を交わしながら登る。 沢に沿って登るが、高度増すほどに傾斜増す。

 9:45 杉の美林・三角杉を経て最後の水場、水舟に着く。
      この辺りから、オレンジ色のオオキツネノカミソリの迎えを受ける。
      その群生はほの暗い木陰ではひときわ鮮やかに映える。
      多くの登山客は古処山直登を取るが、私達は分岐を右に屏山を目指す。

      登山道は直ぐ、特別天然記念物・ツゲの原始林に入り、
      屏山縦走路の尾根までツゲのトンネル。緩やかな縦走路は屏山山頂に近付くにつれ、
      カルスト地形となり植生も変わりヤブツバキ・カシなどの林となる。

10:45 屏山山頂(927m)に到着、
      山頂は北側に大きく開け福智山から宝満山まで雄大な景色を楽しむことが出来ました。
      縦走路を引き返し、古処山頂に向かう途中 北(右)に入り「大将隠し」と云う大きな岩窟を覗く。

12:00 古処山頂に到着。山頂は岩頭だがツゲの大木が覆い尽くし眺望は良くない。
      屏山ではまばらだった登山客も、ここでは食事場所の陣取りに気を使うほど多かった。
      食事中、久留米の方から最近発見された摩崖仏が山頂直下に有ることを聞く。  
      覗いてみると立派な摩崖仏で、天明7年とあり天明飢饉と関係ありや?

13:00 山頂西側の「馬攻め」と言う古城跡の広場に下りる。
      ここもツゲ林に囲まれているが、仏像がたくさん祀られている。
      その前に咲くオオキツネノカミソリはあたかも仏達の供花のようでした。

14:10 「馬攻め」から一度山頂に引き返し、直登ルートを経て下山。
      登山口からの単純標高差約400m、歩行距離約7kmでした。      
      私は捻挫の為、2週間余殆んど歩いてなかったので、
      最後の下りで足の運びが鈍くなりましたが、同行者に迷惑掛けることなく下山できました。
      下山後、美奈宣の森温泉で疲れを癒しました。

登山の様子、良かったら右のアルバムをクリックしスライドショウで  古処山のアルバム 

古処山は古く最澄の時代より山岳宗教の聖地として、鎌倉期以降は秋月氏の居城だったそうです。
私は2回目の登山で友人達にオオキツネノカミソリを紹介するのが目的でしたが、
その花もさることながら、古処山はツゲの原始林としての存在が大きいのでないかと思っています。
九州の山で私の知る限りでは、このようなツゲの純林をほかでは知らない。
       
[PR]

by dojyou38 | 2011-08-03 05:22 | 登山 | Comments(12)
Commented by taminamikawa1 at 2011-08-03 21:31
屏山~古処山登頂・縦走、おめでとうございます。
前回の登山で痛めた足の快復もなり、縦走できましたのは、
今後の登山にある程度の目途がつきましたね。
古処山にオオキツネノカミソリの群生地があることは知りませんでした。
多良岳・井原山で群生地を見ていますので、
機会がありましたら、古処山にも足を運んでみたいと思っています。
Commented by matutaka31 at 2011-08-03 22:25
井原山・多良岳のオオキツネノカミソリは見ましたが、圧巻は多良岳でしたね。
古処山はツゲの印象が強く、オオキツネノカミソリの群生地は知りませんでした。
Commented by 1944tourist2004jp at 2011-08-04 12:51
こんにちは
 多良、井原に比べ群生の範囲は狭いけど、最高の見頃に登られて良かったですね。
屏山(927m)~古処山(860m)~摩崖仏、捻挫の方、
大丈夫そうで良かったです。
Commented by dojyou38 at 2011-08-04 20:52
taminamikawa1 さん
根子岳での捻挫、まだ完全には回復していません。
古処には何とか登れましたが、脚力の衰えを身に沁みて感じています。
古処山野もオオキツネノカミソリは広範囲に群生していますが、
この花の雰囲気にぴったりなのはやはり井原山と思いました。
Commented by hibochan at 2011-08-05 08:15 x
彼岸花は 我が家にもありますが
オオキツノカミソリは 初めて知りました。名前も凄い
本日BSフジで
絶景百名山 九重山 坊がつる讃歌秘話 ミヤマキリシマが放映されます。観てみたいと思ってますが
Commented by dojyou38 at 2011-08-05 09:56
matutaka31 さん
多良岳のオオキツネノカミソリは登山の上りでチョロット見て、下山時にゆっくり観賞しようと思ったのですが、
下山で道を間違えて、てんやわんや結局良く見ていません。
Commented by ジジイのたわごと at 2011-08-05 10:06 x
ツゲの原生林!!見たことありませんが、ツゲのクシは高級品として売ってますので、知っています。先日、博多大丸で日本の伝統工芸品即売会で、ツゲのクシを買いましたが、数少ない頭髪でも、クシの使い勝手がなめらかです。
Commented by dojyou38 at 2011-08-05 17:31
甘党 さん
捻挫ですがまだ完治はしていません。
通常の上り下りは大丈夫ですが、急坂の下りに不安があります。
それから、膝が通常より早く疲労するようです。
こんな事繰り返しながら、何れ山歩きが出来なくなるのでしょうね。
Commented by dojyou38 at 2011-08-05 17:32
hibochan さん
オオキツネノカミソリ、この名前を付けたのは植物学者・牧野富太郎とのことです。
この花は春先に緑色の葉が出てきて、この葉が枯れてから花茎が出てきますが、
花の名前は葉の形状に由来するようです。
Commented by dojyou38 at 2011-08-05 17:32
ジジイ さん
私も古処山以外ではツゲの原始林は知りません。
ツゲは庭木に良く使われますが、殆んどは直径10cm以下です。
古処山では20~30cmの大木がツゲの純林を形成しています。

Commented by 豊津の信ちゃん at 2011-08-06 15:08 x
dojyou38さん、初めまして~
先ほどは私のブログを覗いていただき、有難うございます。
英彦山、平尾台が近場ですので、「我が庭」と称して歩いています。
古処山もホソバノコバイモ(初春)やアケボノソウ(秋)のころはウロウロとしています。
今後ともよろしくお願いします。
Commented by dojyou38 at 2011-08-06 21:17
豊津の信ちゃん
訪問有難うございます。
リタイアー後、近くの山を歩いていますが、花や木の名前を知りません。
名前を知っていると楽しいと、覚えようと思いますが覚えられません。
ホソバノコバイモやアケボノソウも悲しいかな、どんな花か知りません。時々訪問させていただいて勉強させていただきます。


<< 空中の菜園      校区の夏祭り >>