2012年 10月 30日
8:00 高千穂のホテルを出発 予想通り、雲低く今にも雨が来そうな空模様。 8:40 四季見橋登山口に到着。 9:10 登山スタート、しばらく荒れた林道を行く。 9:40 旧登山口に着く。 私のガイドブックではここまで車で来れる。 今では四季見橋から約1kmの林道は荒れ果て 車が入らない。ここにも林業の衰退を見る。 四季見橋の標高は概ね1150m、 ここまで来ると紅葉はかなり進んでいる。 昨夜来の雨に濡れしっとりとした美しさを見る。 荒れた林道の終点が旧登山口だが、 そこからはクチア谷の細い沢を何度も 渡渉するが、ガイドの示す足の置き場を 慎重に踏みながら渡る事もある。 昨夜来の雨の影響も大してなく、 登山道を迂回路に取る程の沢の水量ではない。 11:20 親父岳山頂に到達した。 標高 1644m 山頂は開け北に祖母山・西に黒岳などを 望むことが出来るそうだが、 益々霧が濃くなり全く眺望なし。 陽光を受けて輝く紅葉は鮮やかで素晴らしいが 濃霧の中の紅葉も幻想的で これもまた捨てがたい美しさ。 B29 遭難の碑 親父岳山頂から僅か障子岳に向けて峰を行くと、 新しい日米の国旗を戴き、足元に残骸の一部と共に、 標識が建っている。 戦争中、 日本の高射砲で落とされたものかと思いきや、 説明文によると、 終戦直後8月30日 福岡の連合軍捕虜収容所に 救援物資を投下する為飛行中、 雨と濃霧のため障子岳の尾根に接触墜落し、 乗員12名全員が殉職、60年以上経過しているのに、 毎年追悼行事をしているのか、 飾られた国旗が真新しかった。 12:10 障子岳登頂 ここでもやはり眺望は皆無。 昼食を摂る。 寒い!動かないと寒さに耐えられない。 防寒具代わりに雨具を着る。 今回 久し振りにツアー登山に参加したのは登る山3座とも初登山だったこと。 素晴らしい眺望や急崖登りが期待されたからです。 そして、ガイドの案内によって様々な勉強が出来ると期待した。 ところが天候は最悪とは言いがたいが、低い雲と濃霧に眺望は望めず。 登山ルートも私が勝手に期待していた見どころ・登攀サイトは省略されていた。 ガイドから動植物の生態などの説明を期待していたが、殆んど無かった。 道案内がメインのガイドには少々がっかりでした。 濃霧の中での幻想的な紅葉を楽しめたのはせめてもの慰めでした。
by dojyou38
| 2012-10-30 21:34
| 登山
|
Comments(2)
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1944tourist2004jp at 2012-11-04 08:50
おはようございます。
ガスに煙る深山の頂きや稜線、水墨画のようで何とも素晴らしいですね。 脊梁漫遊、お仲間がいて羨ましい限りです。
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dojyou38 at 2012-11-04 23:39
甘党 さん
今回の山域は仲間とでなく、或る旅行社の企画に乗かっただけです。 何時も仲間と自己流で遣っているので、旅行社の場合はどうなんだろうと参加してみました。 旅行社の場合、天候によって日程変更はないとして、 天候が悪かった所為かも知れませんが山岳ガイドは思ったほどでは有りませんでした。 |
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