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2014年 05月 13日

芭蕉・更科紀行を辿るー3(ロングドライブ IN 塩尻)

                残雪を被る北アルプスの山並み (長野自動車道安曇野付近から) 
芭蕉・更科紀行を辿るー3(ロングドライブ IN 塩尻)_d0124388_3582177.jpg
芭蕉・更科紀行を辿るー3(ロングドライブ IN 塩尻)_d0124388_455573.jpgりんご畑越し千曲川を望む(姨捨SAから)

奈良井宿のある塩尻に向かっています。 
残雪を被ったアルプスの姿に登頂意欲が湧くが
冬山は苦手、私の力量では無理な山のようです。

芭蕉は名古屋から善光寺まで歩いて、間違いなく
中仙道の馬込・妻籠や奈良井の宿、松本などを
通っていますが、『更級紀行」には登場しません。
気の合う門人・スポンサーが居なかったのでしょう。

私たちも松本などは既に観光しているので通過、
奈良井は芭蕉に関係ないのですが、連合いの
希望もあり日本一長い宿場に寄ることにしました。


芭蕉・更科紀行を辿るー3(ロングドライブ IN 塩尻)_d0124388_4464871.jpg
芭蕉・更科紀行を辿るー3(ロングドライブ IN 塩尻)_d0124388_533257.jpg      ↑ 奈良井宿の家並
奈良井川を跨ぐ総ひのき造の「木曽の大橋」

奈良井宿は奈良井川(木曽川上流)に沿って
山裾にへばりつくように伸びています。
家並は約1km、宿場として日本一の長さです。

昭和40年代から町並み保存が行われ、
この長い家並がほぼ全て江戸時代に近い姿に
改装・修景され素晴らしい景観を作っていました。

にも拘らず馬込のように商業主義に走らなかった
為か、連休明けということもあって
観光客がまばらだったのは意外でした。


奈良井の町並は北欧の港町を偲ばせるように、建物と建物の隙間は殆ど無く、
木造建築だけに火事にでもなればどうなるのだろう、その対策は?と余計な心配をしました。
そう言えば、説明書に明治以降 大火が無かったので、江戸期の形式を残した町屋が多く残っていたそうです。

奈良井宿を観光した私たちは、国道19号によって中山道を南下し芭蕉の足跡が残る上松宿に向かいました。


by dojyou38 | 2014-05-13 03:52 | 旅行 | Comments(6)
Commented by sibuya at 2014-05-14 09:39 x
江戸時代に戻って奈良井の宿に泊まってみたいものです。
どんな料理が出てくるのだろうか?・・川魚・稗飯・お吸い物
漬物など江戸時代の人々が食べた夕食などが出るのだろうか?
薄暗い行灯の明かりで畳部屋に女中が食事を運んでくるのだろうか・・
そんな想像をしながら江戸時代の昔に思いをはせている。
Commented by dojyou38 at 2014-05-14 14:39
奈良井宿で山菜ソバを戴きました。素朴でしたが美味しかったです。
店の雰囲気も山奥の民宿のようで、床も土間でとても観光地のようには思いませんでした。
電灯が点いてなかったら、shibuyaさんのイメージ通りかも知れません。
Commented by とんぼ at 2014-05-15 06:25 x
おはようございます。
行ったことのない風景を見せていただきました。
長閑でいいですね。
良い旅をされていますね。
Commented by hibochan at 2014-05-15 08:41 x
長野は 訪れてますがこのルート未だ
妻龍は 映像で見た記憶が 奈良井の宿は 初めてでしたが
素晴らしい光景
Commented by dojyou38 at 2014-05-15 09:03
とんぼ さん
芭蕉と同じくらい旅好きな私は信州も何度と無く訪ねていますが、
今回 これまでに立ち寄ったところ、これから行くところも初めての場所ばかりです。
Commented by dojyou38 at 2014-05-15 09:08
hibochan さん
おはようございます。
奈良井の宿はこのまま時代劇のセットになります。
木枯らし紋次郎が今にも出てくるような佇まいでした。


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