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2015年 08月 04日

唐松岳から五竜岳へ(2015 北アルプス遠征 2-2:7月29日)

                               山頂山荘から難所・牛首を望む(庭にヘリが運んだばかりの荷物)
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10:25 唐松岳頂上山荘を出発。
山荘の目前にいきなり待ち構えているのは
牛首と言われるナイフリッジな岩陵。

この岩陵の通過には私たち高齢者にとって
相当厳しいことは下の写真だけで
説明は要らないでしょう。

僅か1km弱を越えるのに75分掛かりました。
私たちは崖登りのスローガン・三点確保
繰り返し唱えながら慎重に進みました。

後で、知ったことだが私たちが通過した後で
滑落事故があったそうです。


d0124388_22183888.jpgウメバチソウd0124388_11443524.jpg
















d0124388_22204575.jpgトウヤクリンドウd0124388_11533811.jpg














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ヨツバシオガマ
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d0124388_22252042.jpgこんな厳しい蟻の門渡りのような
岩陵上りにも、岩陰に咲く
可憐な花が登山者を癒してくれます。














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              シラネニンジン 





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このような岩場・クサリ場では
一人ずつ距離を保って慎重に前進します。

私は何時ものようにしんがりを勤めマイペースで
花を愛で、パートナーの奮闘振りに注意しながら
久し振りの岩陵歩きのスリルをを楽しみました。

細い山道では、前からのパティーや後からの早い急行パティーに遭遇すると、
登り優先に安全な場所でやり過ごしますが、この日は夏休み中にも拘らず
比較的登山客が少なく、すれ違いに時間をロスすることが少なかった。

そのため比較的順調に距離を稼ぎ、
奮闘すること1時間15分で難所・牛首を脱出することが出来ました。
後で振り返ると、この牛首の通過が今回の登山では最もスリリングでした。

11:50 牛首を脱出した私たちの前に聳えているのは大黒岳(2511m)。
また同じような痩せ尾根登るのかと思いましたが、登山道は
大黒山(下の写真)の右側(黒部側)を巻いて遠見尾根分岐に出ました。

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                           遠見尾根分岐付近のお花畑と雪渓
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d0124388_15563997.jpg13:50 遠見尾根分岐通過(明日五竜山荘からここに引き返す)

14:10 五竜山荘に到着。約9km10時間の長距離
であったがトラブルも無く朝繰り上げスタート
そのままに余裕を持って目的地に着くことができました。   

早く着いたので直接 五竜岳に登れる時間はあったが、
疲れていたし雲が深いので、明日の天候回復を期待して
予定通り明日早朝登ることにして、ここでも朝食を弁当に。  

明日も出発を4:30と決めて、夕食の宴会も早めに
切り上げ、明日の好天を期待しながら就寝に就く。                                           
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by dojyou38 | 2015-08-04 15:44 | 登山 | Comments(12)
Commented by PANDORA at 2015-08-05 18:18 x
牛首が一番きつかったですね!でもあの傾斜で鎖を掴みながらよく写真が撮れましたね!脱帽です!唐松岳が一瞬見えたのは奇跡としか言いようがありません。来年の遠征も楽しみです!
Commented by dojyou38 at 2015-08-06 00:06
PANDORA さん
私はしんがり、マイペースでゆっくり歩いていたので撮れました。
来年も是非、アルプス遠征したいです。
Commented by hibochan at 2015-08-06 07:30 x
凄いクサリ場 三点確保 NHK百名山で知った言葉
絶景やお花が見られることで頑張れるのかしら
想像以上の光景に驚いてます
Commented by とんぼ at 2015-08-06 08:48 x
1Kmを75分ですか、お疲れさまでした。
こんな難所を通り抜けた田尾の風景は格別ですね。
山小屋には15時までに入らないといけないと聞いたことがあります。
すばらしい写真を見せていただきました。
Commented by dojyou38 at 2015-08-06 09:33
hibochan さん
唐松から五竜への夏山の牛首越えはアルプスに難所としては初級ではないかと思います。
五竜から鹿島鑓や唐松から白馬の方が厳しいようです。
後立山連山は九州の山に比べ花の種類・量が多いと思いました。
Commented by dojyou38 at 2015-08-06 09:47
とんぼ さん
<山小屋には15時までに>ではなく、登山計画では下山・山小屋への時刻を概ね3時までになるように、
コースタイムを設定するのが安全上望ましいとされています。
それは、山中でのトラブル・アクシデントがあっても明るいうちに下山・チェックインするためです。
有人(営業中)の山小屋へチェックインする時間の設定はありません。
ただ、正規の夕食のサービスを受けるためには各山小屋が決めている時間内に入る必要があるでしょう。
原則として山小屋は予約が無くても、時刻に関係なく受容れることになっています。
それは遭難者救助のためです。
Commented by tetsu807-2 at 2015-08-07 21:36
北アルプス遠征の成功おめでとうございます。
天候にも恵まれて、絶景の数々を目の当たりにされた
ご気分は例えようのない最高の幸福感を味わったことと
思います。
蟻の門渡り、スリリング満点の岩稜歩き、その中での花を
愛でる余裕最高の山男です。
Commented by Uchan at 2015-08-07 21:56 x
83歳のアルピニストも居られるようですが画像の厳しい尾根つたい見るとゾーッとします。
Commented by dojyou38 at 2015-08-08 15:16
tetsu807-2 さん
お陰様で天候にも恵まれ、トラブルもなく計画通りの山旅が出来ました。
何時もマイペースで歩けるアンカーを務めています。
そのため自由に花の観察が出来ます。
Commented by dojyou38 at 2015-08-08 15:24
Uchan さん
83歳の仲間はスリリングな登攀が好きで得意としています。
ただ酒が好きなので、登山の前夜は飲み過ぎないようにコントロールするのに大変な愉快な仲間です。
Commented by taminamikawa1 at 2015-08-08 21:58
唐松岳・五竜岳縦走、おつかれさまでした。
今回の唐松から五竜への牛首岩稜渡りは今までの登山経験では最高ランクの難所に入ります。
我々が通った後に滑落事故があったとの由ですが・・・、
「さにあらん」の実感です。
Commented by dojyou38 at 2015-08-09 18:18
taminamikawa1 さん
僅か1kmの牛首岩稜の突破に75分掛かっていました。
私たちにとって如何に難コースだったかを物語っています。


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