2008年 04月 21日
新潟県は山形県と共に私が足を踏み入れた事が無い2県の一つです。 これで、足跡が無いのは山形だけになりました。 近い内に機会を作りたいと思います。 奥の細道に「一つ家に遊女も寝たり萩と月」と言う芭蕉にしては なんとも艶かしい句がありますが、ここ市振で詠んだとされています。 こんな人も住めないような処に遊女が? と思うような地形です。 市振の手前(北側)が親不知で、 とにかく断崖絶壁・北アルプスがそのまま日本海に飛び込んだようなところです。 日本海に迫り出した連続ピアー(橋脚)で北陸道は繋がっていました。 遠くの連続ピアは北陸高速道、手前は現在の国道R-8。 親不知の旧国道の真下は目もくらむ断崖絶壁 ↓ 日本海の怒涛が打ち寄せていました。 昔(旧国道が出来るずっと以前)は干潮のとき、この波が打ち寄せる岩場を命がけで渡っていたとか。こんな地形の険しい所に何百年も前から道があったとは・・・北国の人には重要なルートだったんでしょうね。 だから、現代でも巨費を投じ難工事に挑んで道が造られているのでしょう。
by dojyou38
| 2008-04-21 12:36
| 旅行
|
Comments(2)
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gxmwm944 at 2008-04-25 06:54
dojyou38 さん やはり写真には迫力が伝わります。
長いトンネル・険しい地形目もくらむ断崖絶壁 ! こんな所で車がトラブル起こしたらアウトでしょね? 人も寄せ付けないような険しい所に、芭蕉の句の艶かしさに暖かさを覚え郷愁さへ覚える所ですね!
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dojyou38 at 2008-04-26 17:51
gxmwm944さん
昔から船があったのだから、こんなところに道を付けなくても・・・ 北国は海も良く荒れるので、やはり陸路も必要だったのかも。 こんな所に遊女は居たのでしょうか。 もしかして、芭蕉は遊女帯同で旅をしてたのかと・・・ 下司の勘ぐりですね。 |
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