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2017年 11月 27日 ( 1 )


2017年 11月 27日

鎌倉古道 IN 箱根

鎌倉の歴史に詳しい方から、鎌倉時代の東海道の一部が
箱根に残っている鎌倉古道を歩かないかと誘われ出掛けました。
箱根では芦の湯方面から黄色で示したコースを歩きましたが、
お玉ヶ池より左(旧国道1号沿)が鎌倉古道だったようです。

古道部分の道幅は1mほどですが、
路面は岩の階段や硬い地面で、ぬかるんだところはなく歩き易い道でした。

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小田原から元箱根行きのバスに乗り
バス停「曽我兄弟の墓」で下車しました。
8:50 歩き始めましたが道路には霜柱、
水溜りには氷で予想以上の寒さに震え上がる。

この鎌倉古道と言われる道路沿いには歴史上の
人物の供養塔や仏塔・仏像などが点在しています。

先ず目に付いたのは大きな曽我兄弟と
兄の愛人・虎御前の供養塔。
永仁3(1295)年建立とありますが、
兄弟が亡くなって100年以上も経て
この場所に建てられたのか不思議です。


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曽我兄弟の供養塔から500mのところに
あるのが、永仁4(1296)年建立の
多田仲満の供養塔です。

多田仲満は源氏の先祖で鎮守府将軍にまで
なった武将だが、没後300年も経て
ここに建てられたのが、これまた疑問です。

このほか観応1(1350)年建立の
伝説の人物・八百比丘尼の墓もありました。



  古道を行く仲間たち  ↓

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これらの供養塔と相前後して、
古道沿いには仏像・仏塔がたくさん祀られています。

右の磨崖仏は巨岩に25体彫られていて、
銘文から曽我供養塔と同じ頃に造像されている。

下の仏像(六道地蔵)は高さ3.5mあり、
この付近最大の磨崖仏で1300年に彫られている。

室町後期には覆屋があり地蔵堂と呼ばれていたが、
朽ち果てていたのを平成9年に復元したもの。




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これら石仏群が点在するところに、
当時 三途の川に見立てられた「精進池」の傍に
「元箱根石仏石塔保存記念館」がありました。

石仏群について詳しい説明が聞けそうだったが、
先の予定が有ったので10時の開館を待たず通過。



下の写真は三途の川に見立てられた精進池。
水面の半分は氷結していました。
対面の建物は元箱根石仏石塔保存記念館。




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鎌倉古道は鎌倉と京都を結ぶ往還ですが、
箱根に残るこの地区に
伝説上の人物も含めて
有名人の供養塔や磨崖仏・仏塔などがたくさん
建立されたのか謎だらけです。

私のここまでの説明は設置されていた説明板の
抜粋ですが、多田仲満のような箱根に
関係無さそうな
人の供養塔が何故あるのか。
人の供養塔と仏像・仏塔はそれぞれ
何の目的で設置されたのだろうか。


これらは何れも鎌倉中期から南北朝中期までに建立されているが、
当時の文化的・精神的風潮の結果と思うが、その明確な説明は有りませんでした。
その疑問を抱え「元箱根石仏石塔保存記念館」に寄っていたら疑問が解消したかもしれないと思いながら、
私達は鎌倉古道から江戸時代の箱根旧街道へと進路を取りました。




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by dojyou38 | 2017-11-27 08:33 | 登山 | Comments(6)