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2017年 04月 02日

季節はずれの雪に見舞われ2泊3日の伊豆周遊(4)  3月28日

d0124388_10164935.jpg3日目の朝は昨夕 冨士山が姿を現し、
期待を抱かせた予想通り朝から晴れ上がっています。
9:00 ホテルを出発、天城山登山口を目指す。

天城山は日本100名山の一つで万二郎岳・万三郎岳など
幾つかのピークからなる蓮嶺で最高点は1406mで、
葉山の里山からも天気が良ければ姿をたら得られます。

一昨年から狙っていただけに好天に恵まれて登頂できる
と思うと、どんなハイキングになるかと期待が膨らむ。

伊豆スカイラインでは道路沿いには愛らしい子鹿が
芽吹いたばかりの草を食んでいましたが、
シカの食害を考えると複雑な気分になります。



d0124388_1056563.jpg晴れていた空が登山口駐車場に近づくと雲が厚くなり、
路側帯に雪が現れびっくりしました。何だか嫌な予感

駐車場に着くと進入路から雪が積もりタイヤが滑る。
スノータイヤは履いていないが、4WDに切り替えて
何とか駐車場に乗り入れることが出来ました。

道路はゴルフ場に続いていますが、今日はクローズ。
ハイカー用駐車場はゴルフ場に向って左側に、
天城山への登山口は駐車場前を右に踏み込みます。

既に10数台が駐車していましたが、ナンバーを見ると、
どこの100名山でも見られる光景だが山形や神戸など
遠距離からの登山客が多かった。



d0124388_1136854.jpg私が戸惑ったのは冬装備を全くしてこなかったことだ。

この時期登るには暖かく雪の無い南伊豆しか
ないと思って天城山を選んだのに全くの的外れと
言うか勘違いをしていました。 反省!反省!

スパッツもアイゼンも冬手袋も持ってきていません。
しかし、折角此処まで来たのに引き返すのは悔しい。
歩けるところまで歩くことにしました。

10:20どこまで歩けるか分らないが先ずは万二郎岳を
目指して、連れ合いを先に慎重に登山道へ入る。

駐車場の標高は約1000m、万二郎岳は1299m
ですがn最初は谷に向って下がり気味に
ヒノキの植樹帯の中を進みます。


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d0124388_13524676.jpg登山道は雪で覆われた初めての山ですが、
早朝に出発したグループの踏跡も残っていて、
道標もしっかりして迷うことも無く安心して歩けます。

積雪の表面にはハイカーの踏跡だけでなく、
シカの足跡がたびたび現れますが群れでなく
1~2頭の少数で移動しているようです。

ヒノキ植林帯を過ぎるとヒメシャラ・アマギツツジ・
アブラコシなどの自然林になりましたが、潅木の
多くはシカが忌避して食べないアセビの群落です。

登山口から500mほど進むと万三郎岳への
直登ルートと万二郎岳経由の分岐点です。



d0124388_1429263.jpg当初の計画では万二郎岳経由で万三郎岳を廻る
周回登山を予定していたが、今日の準備不足の
状況では万二郎岳だけでも無理かも知れないと
思いながら左に進路を取り万二郎岳に向いました。

慎重に歩を進めながら高度を上げていきましたが、
徐々に雪が深くなってきました。

ここで私達が駐車場から歩き始めた時に駐車場に
入って来た単独行の方が追い付いてきたので
やり過ごしましたが彼はしっかりとカッパや
スパッツなど十分な冬装備をしていました。





d0124388_15194026.jpg12:20 やっと万二郎岳山頂に着きました。

降雪期でない標準コースタイム80分のところ
120分を要しました。

山頂はのっぺりしているが、狭く眺望は殆どなし。
山頂標識の周辺を覆う真っ白なパウダーの
バージンスノーに魅せられ戯れて寝そべってみました、

樹間から幽かに望む万三郎岳はほんのりと雪を被って
いるだけだが、標高も100m以上高いので先日来の
雪は万二郎岳より深いだろうと判断。

体力的にはまだ十分余裕があったので、
後ろ髪引かれながら此処から引き返すことにしました。


d0124388_15365189.jpg伊豆は暖かいところ、雪など降らないと、
頭から信じていたのは何とうかつだったことか。
これから、気象情報を見るとき十分注意したい。

伊豆には葉山に転居以前にも何度か来たことがあり、
転居後も熱海・長岡・修善寺などを訪ねている。

今回 天城山ハイキングをすれば、伊豆には
暫く来ることが無いだろうと思いながら旅行だった。

それが、準備不足か想定外の季節はずれの雪の
せいか天城山最高峰への登頂が出来なかったので、
何れ近いうちに再訪することになるだろう。

こんなことを思いながら帰宅の途に就きました。




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by dojyou38 | 2017-04-02 09:34 | 登山 | Comments(12)
2016年 11月 20日

三浦アルプスから鷹取山へ

            鷹取山山頂(クライマーの練習場になっている石切り場跡)
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d0124388_14162614.jpg山楽会の11月例会に参加しました。

9:30 参加者14名が長柄バス停に集合。
好天に恵まれて川久保から森戸川林道に入る。

川久保集落で珍しく綿の実を見かけました。
本当に何十年振りかで出会った綿でした。
 (道から離れていて写真は見辛いです)

11月も半ばと言うのに今年は紅葉が遅いのか
林道沿いの樹木は青々としている。

林道は森戸川に沿っていて、樹木に覆われ
日当たりが悪いところもあり、ぬかるんでいる
場所もあり歩き辛い。


               川久保集落で見かけた綿の実と大黒さん・恵比寿さんの像
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d0124388_172336.jpg11:05 林道終点に至る。
その後、渡渉を何回か繰り返して
馬頭観音に向うが途中歩径路を塞ぐ
笹や小枝を除きながら進みます。

12:15 馬頭観音の前で弁当にしました。

この時期、途中の道筋には殆ど花が有りません。
時期の所為もあるが、道筋は常緑樹で覆われ
日当たりが悪いのが原因のようです。

僅かに花の時期が過ぎたクサギの
実が鮮やかに目立っていました。




                                 馬頭観音像とクサギの実
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d0124388_10455768.jpg馬頭観音から乳頭山を経て沼間トンネルへ下りて、
半数の参加者はそこでリタイアーしました。

残ったメンバーで鷹取山を目指しましたが、
私は初めてで地図も無く何処をどう歩いているのか
全く分らず、ただ付いていくだけでした。

途中の尾根から鷹取山(139m)が現れましたが、
全く人工的な岩峰で予想外の山頂風景でした。

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鷹取山の山頂に着くと、山頂は幾つもの石切跡の垂直な壁があり、
何組もの人がクライミングの練習をしていましたが、
足元にはにクライミング禁止の表示がありました。

近寄ってみると、鷹取山安全登山協議会に登録して、
責任あるリーダーのもとでのクライミングはOKのようでした。
聞けば、有名な登山家・クライマーもここでトレーニングしたそうです。

私たちは今日は山頂の展望台にも上がらず、暫くクライマーの
練習を眺めた後、神武寺を経て京急神武寺駅へ下山して解散しました。

                       シロヨメナ
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今日のハイキング後半はリーダーに付いて行くだけ。
鷹取山も山頂下を通過したのみでした。

神武寺も大変由緒ある寺院のようでしたが
時間的にも遅くなっていたので殆ど素通り。
何時か一人でゆっくりと歩いてみたいと思いました。


   ← 神武寺の鐘楼




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by dojyou38 | 2016-11-20 13:17 | 登山 | Comments(6)
2016年 11月 14日

里山ハイキング・大楠山

              大楠山頂から浦賀水道(横須賀市街)を俯瞰
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d0124388_97985.jpg久し振りに三浦半島最高峰大楠山ハイキング。

今日は近くの友人と3人で登山口バス停から
大楠山頂(142m)を経て佐島海岸まで、
三浦半島の三分の二を横断する約8kmのコース。

9:00 バス停で待ち合わせ、大楠山頂を目指す。
約1km民家の間を進み、横横自動車道の高架下を
潜ると、そこからは平作川の渓流にそって登る。

初めて大楠に登ったときは連合いと高架下に駐車。
だから、高架下からは2度目のハイキングです。





d0124388_16162764.jpg平作川の源流が尽きると傾斜がきつく
階段が多くなってきます。

同行者の1人はがスイスやヒマラヤにも
トレッキングの経験あり脚力強く、
身のこなしが軽くとても81歳とは思われない。
私は付いていくのがやっとです。

大楠山は三浦半島最高峰と言っても241m、
山頂まで主として常緑樹に覆われ眺望は望めない。
紅葉が遅いのか落葉樹もまだ青々としていた。

標高180mまで登ると、ゴルフ場のフェンスに
突き当たり、衣笠城址からのルートと合流する。



d0124388_9133348.jpg11:20 登頂、広い山頂は平日で閑散としていた。
三浦半島の山では珍しく山頂が開け眺望が良いが
今日は南側が霞が濃く大島などが霞んでいた。

この山頂が開けているのは戦時中に砲台などを
建設のため山頂のクスノキの大木などが伐採され、
爾来山頂付には高木の復活が無いようです。

山頂の周りには以前はアンテナが林立していた
そうですが、最近は通信衛星などで不要になり
だんだん解体撤去されているようでした。

11:50 昼食休憩をして佐島港向けて下山。

山頂広場とアメダスドーム →


d0124388_10191027.jpg14:10 佐島港に到着したが、葉山方面への
バスは出た直後、でした。
港傍のレストラン「海辺」のテラスで新鮮な刺身を
肴にビールを飲みながら次バスを40分待ちました。

朝 バス停をスタートしたときは晴れ渡っていたが、
だんだん雲が多くなり山頂からの眺望を存分には
楽しめなかったが、11月にしては暖かく
楽しいハイキングになりました。

下山の方が長い距離なのに緩やかな幅広い
道だったので話しに夢中で歩いたのか、
写真を殆ど撮っていなかった。

 下山の途中であったホトトギス 




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by dojyou38 | 2016-11-14 08:56 | 登山 | Comments(12)
2016年 10月 27日

再び金時山へ

d0124388_13565221.jpg先日 連れ合いと登った金時山へ再び登りました。


今回は地元の山友2人と別のルートから
登ることになり、マイカーではなく
JR・伊豆箱根鉄道・バスを乗り継いで
南足柄側の登山口・地蔵堂に向う。


7:16 逗子から通勤ラッシュのJRに乗り込むと、
タイミング良く直ぐ傍で
「金太郎」さんが 迎えてくれました。

  AU の車内広告です。→



d0124388_15142966.jpg9:36 途中3回の乗換をして、
やっと登山口の地蔵堂に着きました。

途中 大雄山駅でバスに乗り換えましたが、
その駅前でも「クマにまたがった金太郎」さんが
出迎えてくれました。

バスの終点地蔵堂には小さなお堂「地蔵堂」が
あり金太郎の母親・八重桐の像「山姥像」が
祀られているそうです。

南足柄市はそのほかにも金太郎の様々な
モニュメントやイベントで町興しをしています。




d0124388_8215483.jpg地蔵堂にお賽銭を揚げ、今日の登山の安全を祈願して登山道に入る。

集落の外れに「金太郎の生家跡」がありました。

地元に方が管理されているのか、
雑草雑木に埋もれたという感じではなく、
100坪足らずの屋敷に小ぶりな礎石だけが
整然と並んで残っていました。
  (人物は同行の山友)







d0124388_2112911.jpg紅葉の遅い道沿いにはコスモスやムラサキシキブ
の鮮やかな色彩が緑の中に輝いていた。

ふと見ると道沿いの竿にクマならぬイノシシの
皮が何枚も干してある珍しい光景に出会いました。
どんな風に使うのでしょうか。



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地蔵堂から20分ばかり歩いたところに、スギ・ケヤキなどの
木立に囲まれて高さ23mの滝が懸かっています。

「夕日の滝」です。夕日が当たると
輝いて素晴らしい光景を見せるそうです。
金太郎はこの滝の水で産湯を使ったと云われる。

坂田金時は1000年ほど前の実在の人物のようですが、
足柄山の金太郎伝説と結びつけたのは江戸時代のようです。
果たして、事実や否や・・・

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先日登った金時神社からのルートに比べ、
今日のルートは約1km長く3kmあり、
内川上流の沢に沿って緩やかなスギの
植林帯を登ります。

10:30 足柄峠コースとの分岐点で渡渉し、
猪鼻峠を目指します。緩やかな杉の植林帯を
ルンルンで歩けますが眺望はありません。

猪鼻峠が近づくと植林帯から自然林に変わり、
急峻な稜線の金時山の山頂部が見えてきました。
青空が富士眺望の期待が膨らみます。


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d0124388_22164998.jpg11:50 猪鼻峠に到着。
南東の雲の上に富士が頭を出しています。

金時山の元の名は猪鼻山と呼ばれていた。
金太郎が蹴落とした岩に驚いた大猪が
岩にぶっつかり死んだ。 

金太郎は哀れに思い猪の鼻を切落とし弔って
猪鼻神社を祀ったので猪鼻山と云われていたが、
江戸時代になり金時山と呼ぶようになったそうです。

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此処から後、山頂まで僅か500mですが急登が待っています。
ゆっくり休憩しながら衣服調整をして、
シャリばてしないように行動食を取りました。

歩き始めは緩やかですが、直ぐに急坂始りました。
すると何故か急傾斜の崖にはトリカブト群落が続きます。
花の少ない時期に濃い紫色が際立ちます。

登山道は階段に変ります。
石段、木段からやがてアルミ梯子に変ります。
アルミ梯子だけでも8箇所もありました。

そして、先日登ったばかり、見覚えのある山頂に飛び出しました。
急坂をあえぎながら登っている間に、
富士に架かっていた雲が下がり私たちを歓迎してくれているようでした。

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d0124388_21183833.jpg山頂は平日にもかかわらず、
先日登った日曜と変らぬ賑わいでした。

金時茶屋に入ると天井に数字と共に、
たくさんの名前の木札が架かっています。
登頂回数を示す木札です。

私も備え付けの記録簿に2回目と記帳しましたが、
登頂最多数は4600回を越えていました。

ゆっくり眺望を楽しみながら昼食をとり、
仙石原登山口に向って下山の途に就きました。





d0124388_21402774.jpg15:00 仙石原登山口に下山。
近くのホテルの温泉で汗を流し疲れを癒して
小田原行きのバスの人となりました。

今回の登山も乗り込んだ電車から山頂まで
金太郎さんが次々に現れる伝説ロマンに
溢れた楽しいハイキングになりました。

金時山へは再度登ると思うが別のルートに
すると、また新しい伝説に出会える楽しみが
あるような気がします。



記事はUPが遅れていて10月20日登山記録で、
富士山はこの後10月26日初冠雪しました。

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by dojyou38 | 2016-10-27 09:39 | 登山 | Comments(12)
2016年 10月 18日

富士山を追っかけて金時山へ

                 葉山海岸から眺めた夕景の富士
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15日夕方浜に出ると夕焼けに富士が輝いていました。
明日の天候も約束されていると、久し振りに連合いを誘って、
富士の眺めが素晴らしいと言われる金時山にハイキングに行くことにしました。慌ててホテルを予約。

金時山(1212m)は葉山から富士を眺めた時、富士の北側の裾野にミニ富士のようにピラミッダルな山容の山です。
神奈川県足柄地区に有り、「足柄山の金太郎さんがおクマにまたがりお馬の稽古」をした山です。


                  江ノ島近くから眺めた富士山(6:40 AM)
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d0124388_8502885.jpg翌朝6時過ぎ自宅を出て、
国道134号~西湘バイパスを経て箱根に向った。

期待通り朝から晴れ上がりフロントガラス
いっぱいの富士の姿を見ながらドライブ。
 
もうその頃には湘南の海岸には良い波を求めて
多くのサーファーが海に浸かっていました。 

神奈川に引っ越して間もなくの頃は、
薄暗い早朝から海辺にたくさんの人影を見たとき、
何だか異様な風景に見えました。
今では見慣れた風景になりました。
                    



d0124388_14353343.jpg西湘バイパスから国道1号を経由し、
7:50箱根温泉郷の外れにある金時公園に到着。

早く来たつもりであったが日曜日とあって、
既にたくさんのハイカーの車が駐車していました。

金時沢橋を渡り、金時神社に今日のハイキングの
安全を願い拍手を打って登り始めました。


← 金時神社






d0124388_15364458.jpg金時 宿り岩

金時神社からのルートは距離は短いが急坂が多く
連合いには相当きつかったようです。

金太郎。坂田金時の故郷は金時山の北側、
足柄地区と言われていいますが、
何故か金時神社や金時の宿り岩が
南側の箱根にあるのが不思議でした。

山頂までは樹木に覆われ、芦ノ湖方面が
時々見える程度で眺望が良いとは言えない。



金時山頂からの富士山
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d0124388_21351348.jpg10:00眺望の悪い急坂を登りきると
バーンと360度の大パノマラが待っていた。

南に芦ノ湖と大涌谷など箱根温泉郷。
東には丹沢の奥深い蓮嶺が横たわる。

東に富士山が左右に裾野を思いっきり広げて
登山者たちを歓迎しているようです。

山頂広場は日曜日で登山客でごった返し、
私がマサカリもって童心に帰るのも順番待ちです。

山頂には有名な金時娘のいる金時茶屋があり、
金太郎の胸当ても売っていました。


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d0124388_22234226.jpg金時山頂には茶屋が2軒あり、
食事が出来るので弁当無しで上ってきました。

茶屋に入ると住所氏名の記帳を要請された。
記帳には登山の回数欄があり、何百回・
何千回の登山者も、私は勿論1回目です。

ラーメンを注文しましたが、関東風の味。
関西人の私には醤油辛くて戴けなかった。
でも、山頂で暖かいものはありがたい。

山頂では食事をしたり、ベテラン金時通から
様々情報を聞いたり、眺望を楽しんだりで
70分間も滞在して下山に着いた。



                      オヤマボクチ(雄山火口:キク科)
d0124388_8505083.jpgd0124388_8513442.jpg















11:10 登りのルートより距離が長い分、緩やかだろうと 乙女峠経由のルートを選び下山しましたが、
このルートは緩い尾根道と急坂が繰り返し長い分だけ、連合いには難儀しながらの下山を強いたようでした。

今回のハイキングでは山頂での素晴らしい富士の眺望などに大変感激しましたが、他にも感激したことがありました。
それはオヤマボクチに会えたことです。
これまで10年近く山歩きをしていますが一度も出会ったことが無かった花でした。
オヤマボクチはそんなに珍しくも美しくも無い花ですが、図鑑で何度も見て自然と名前も形も覚えていたので、
花の名前を覚えるのが苦手な私ですが、見つけた瞬間直ぐそれと分りました。

この時期 金時山には花は少なく、出会ったのはアキノキリンソウ・ツルリンドウ・タテヤマアザミ・
ミヤマトリカブト・サラシナショウマなど秋の花がまばらに咲いていました。

14:00 通常2時間足らずで下山できるところを3時間掛けてやっと駐車場に着きました。
ホテルに入る時間には早いので、「箱根ガラスの森美術館」に寄ろうとしましたが、駐車場満杯。
諦めて、ガラスの森美術館は明日にして、湯本のホテルに直行しました。

途中、大渋滞でホテルに着いたのは三時を過ぎていました。
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by dojyou38 | 2016-10-18 22:23 | 登山 | Comments(12)
2016年 09月 29日

丹沢山(1567m)

今日のコース
  塩水橋~天王寺橋~天王寺尾根~丹沢山のピストン登山
  単純高低差 約 1100m、歩行距離 13,2km

d0124388_1756158.jpg葉山への転居を考え始めて1年になる。
その時から葉山に転居したら丹沢山に登りたいと
思っていたがやっと実現した。

丹沢は連嶺織りなす奥深い山で、
数多くのコース・ルートがあるようですが、
今日は日帰り初心者向けのコースを選択した。

7:25 塩水橋をスタート、天王寺尾根に向う。
舗装された本谷林道を1.7kmのところ、
 天王寺橋から尾根道に踏み込むはずである。

ガイドブックでは20分とあるが、途中写真を
撮りながらではるが30分歩いても分岐に到達しない。



d0124388_21375989.jpg今回丹沢山の準備としてクマ避けとヒル対策をしました。
九州にクマがいないので鈴を持っていなかった。

ヒルは南九州の限られた山にはいるが、
そのような山は夏場を避けて登るようにしていた。
丹沢登山のガイドブックでクマとヒル対策をするよう
大きく注意喚起されていた。

今日は車を降りると先ず靴とスパッツに
「ひるさがりのジョニー」を吹きつけ、
リュックに鈴を着けていざ出発となりました。

また、何時もはストックをリュックに縛り付けたまま
歩くのですが、クマに出会っても役立たないのを
承知でストックを持って歩き始めました。


d0124388_14155035.jpg本谷林道は本谷川に沿っているが、
大雨の後のように水量が大変多く砂防ダムから流れ落ちる様は
轟々と滝のようですが水は清流でした。

天王寺尾根への分岐を見落としたのではと、
懸念してコンパスと地図を出して確認しながら歩き
8:00ようやく天王寺橋に到着。

天王寺橋から尾根に向っていきなりの急登が始る。
急坂だがヒルがを警戒して岩や木を掴むのも
極力避けながら登っていきました。

8:30 天王寺橋まで20分の予定が写真を
撮りながらではあるが35分も要したので先が
心配だったが予定時間で天王寺峠に至る。

30分も急坂を登ったので峠からは緩やかな尾根歩きに
なるかと思いきや、甘かった。そこからも急坂が暫くつづく。








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d0124388_14534715.jpg急坂帯を過ぎるとシラビソと思われる巨木が
門柱のように並んで神社の参道を思わせる光景だが
木の根が荒々しくむき出しになって何だか痛々しい。


そこから先は緩急の上りと下りを繰り返しながら
登っていくが概ね左側は杉の植林帯、右側は
ブナ・カエデ・シナのどの豊な広葉樹林です。

でも、どちらも林床は貧弱でアセビ・シキミなどシカの
忌避植物しか生えていないように見受けられた。






d0124388_1744297.jpg丹沢に来るのは初めてで、しかも単独行です。
スタート地点の塩水橋付近に車が停められるか、
どうかも確信持てないままの山行でした。

でも、さすが100名山道標がしっかりしていて
初めての私でも迷うことなく安心して歩けました。

人気の山のようですが、平日でしかも天候必ずしも
良くなかったためか今日登山中にであったのは
僅か4人でした。

天王寺峠から約2時間ずっと尾根を歩いているが、
左右樹林に囲まれ殆ど眺望が効かない。
木の間隠れに見える遠景も霧に覆われている。



d0124388_17205343.jpg丹沢山へ2.8kmの道標を過ぎたあたりから、
少し霧が晴れたようで樹林の間から左前方に山影が
見えるようになるも、どこが丹沢山か判別できない。

山頂が近づくにつれて長い木段・木道が
連続するようになりました。

それと共に、山肌の植生も豊になったようです。
花の盛りは過ぎようとしているようですが、
それでも木道の両側にはフジアザミ・トリカブト・
リンドウ・ウメバチソウなどたくさんの花が
疲れを癒してくれました。

12:10 予定より30分遅れてようやく登頂。
山頂は予想以上に広く開けていて、天候がよければ
山名標記の向こうに富士山が見えるそうですが、
今日は望むべくも無い霧の中でした。

その広い山頂に登山客は大倉から来たただ一人。
同じテーブルで食事しながら丹沢のことを聞いたが、
その方も2度目で詳しくないとのことでした。

昼食後「みやま山荘」に立ち寄りコーヒーを
淹れてもらって暫く歓談。ここでも丹沢はヒルが
多いので次回からは塩を携行するようアドバイスを受ける。

d0124388_2214496.jpg今日の山行での一番の失敗は携帯を忘れたこと。

計画では下山は堂平のブナの原生林を見て、
塩水林道を下り、どこか温泉に立ち寄る予定だったが、
予定より遅れているので家族が心配すると、
ブナの原生林を諦めピストンに変更した。

13:00 みやま山荘を出て下山開始。
歩き出すと膝に違和感、先が長い慎重に歩むしかない。

考えてみると 、この1ヶ月天候不順も有り
殆ど足慣しをしていない。その上、上りではヒルへの
恐怖心から殆ど手を使わず足だけで登ってきた。

後で考えると、距離は長いが塩水林道コースの
方が急坂が少ない分だけ膝への負担が少なかった
かも知れない。 15:50 やとのことで無事下山

今日は天候も良くなく眺望を楽しむことも出来ず、花もシーズンの終わりで丹沢の魅力を今ひとつ感じることが出来なかった。
丹沢の魅力は十分に準備して、他のコースも含め何度か通わなければ分らないのかもしれない。
忘れ物をするなど準備不足もあり、1年越しの期待した丹沢山であったが何だかすっきりしない登頂になりました。
何れ再挑戦したいとは思うが、体力・脚力が衰えているのをひしひしと実感させられました。

丹沢で出会った花などは後日ページを改めてUPしたいと思います。

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by dojyou38 | 2016-09-29 17:52 | 登山 | Comments(14)
2016年 09月 05日

美ヶ原ハイキング(8月31日)

                扉峠から見た美ヶ原高原の眺望(中央はアンテナが林立する王ヶ頭)
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今日のハイキングルート
   山本小屋駐車場~美しの塔~塩くれ場~王ヶ頭」~王ヶ鼻神社~
   アルプス展望コース(烏帽子岩~百曲がり園地)~塩くれ場~山本小屋駐車場(約8km)

上諏訪温泉から142号~ビーナスラインを通り、扉峠を経て10:00 山本小屋駐車場に着く。
台風の余波か風強く、そのコースが気になりながらも、
途中どんよりしていた空も雲がだんだん高く薄くなり嬉しくなりました。

山本小屋の標高は既に1900m超、森林限界を越えているのか、
美ヶ原の最高点・王ヶ頭(2034m)に向う広い尾根道は起伏のない見渡す限りの大草原で、
2000mの高地であることを忘れさせられます。

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尾根道の両側は牛の放牧場となっていて、その柵に沿って20分ばかりの所に美ヶ原の
シンボルともなっている「美しの塔」がある。

美しの塔まで来ると王ヶ頭(オウガトウ)に林立するアンテナとホテルを遠望することができるが、
何だかトルコなどで見た丘の上に建つイスラムの大聖堂とその尖塔のように見えました。

美しの塔は濃霧の発生が多い美ヶ原での遭難事故に対応るため霧鐘を備えた避難塔として
1954年に建設され、現在の塔は1983年に再建築されたものです。
これまで何度も遭難があったのか、今回のハイキングコースの途中にも幾つもの遭難碑を見ました。


d0124388_22515955.jpg美しの塔から500m 先の道標は「塩くれ場

何のことかと思いましたが説明板があり、
「この付近に平らな大きい石がたくさんあり、
その石を皿代わりに牛に塩を呉れてやる場所」

私たちがそこへ近づいたとき、急に牛の群れが
動き出し集まってきました。 牧童が車でやって
来たのです。 牧童は柵に入り幾つもの
平らな石の上に塩を配っていきました。

牛は押し合い圧し合いしながら石の上の塩を
舐めています。九州で牧場の傍を何度も
通りましたがこのようなシーンを見るのは初めです


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d0124388_10522686.jpg王ヶ頭は百名山・美ヶ原高原の最高点、そこにある
ホテルだから山小屋風ホテルと想像していたが、
立派なスイートもあるリゾートホテルでした。

でも、ホテルまでは車で来れません。
以前は車の乗り入れも出来たようですが、現在は
登山口駐車場からはホテルの車での送り迎えです。

ホテルのレストランで昼食しました。
連れ合いはカルボナーラ、私はアラビアータ、
百名山の山頂でパスタとコーヒーでゆったり。

山頂から西に槍ヶ岳、南に八ヶ岳、北に五竜岳など
眺望360度の絶景を楽しみました。
連れ合いはここから引き返しましたが、
私は王ヶ鼻に向いました。


                  王ヶ頭山頂より八ヶ岳方面を望む
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d0124388_1344960.jpg王が鼻は王ヶ頭から西に張り出した尾根の突端。
垂直に切り落ちた絶壁からは松本市街の奥に
北アルプス連峰の眺めが素晴らしく、槍ヶ岳の
雄姿もくっきりと認めることが出来ました。

美ヶ原は現在では交通網が整備され簡単に
楽しむことができるが、昔は道程が厳しかったのか
御嶽信仰の霊山とされていたようです。

その跡が山頂近くのそこかしこに残る仏像・神像に
見ることが出来ますが、何れも御嶽山の
方向を向いて立っていました。

 ↓ 王ヶ鼻からの北アルプスの連嶺
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d0124388_1662981.jpg王ヶ鼻(2008m)からの景色を堪能した後、
スタート地点に引き返すのだが、復路は往路の南側・
アルプス展望コースを辿りました。

このルートを通ると美ヶ原の特異な地形が分る。
往路の尾根ではここが2000mの高さを忘れさせる
たおやかな優しい広がりが何処までも続いて見える。

だが、高原の縁辺を覗くと王ヶ鼻のような絶壁が
あちこちで鋭く谷に落ち込んで、2000mの高地で
あることを思い知らされた。

その絶壁の多くは鉄平石が幾重にも重なった
板状摂理を見せていました。
アルプス展望コース・烏帽子岩から見た王ヶ頭 →


14:50 連れ合いの待つ山本小屋に帰りつき、美ヶ原ハイキングを終えましたが、これが旅行の中日だったらもう少し時間を
費やし、高原に点在する茶臼山(2006m)・牛臥山(1990m)・鹿臥山(1976m)などを
廻り折角の素晴らしい景色を堪能できただろう。
帰路の所要時間を考えると明るいうちに美ヶ原を離れざるを得なかったのが残念だった。

美ヶ原は高山植物の宝庫とも言われていますが初秋を迎え、お花畑もかなりくたびれているようでした。
出会った花については長くなるのでページを改めUPしたいと思います。


             帰路、高速道路のSAから見た諏訪湖
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by dojyou38 | 2016-09-05 16:09 | 登山 | Comments(12)
2016年 08月 08日

白山登頂 3(下山の後で)

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d0124388_1536845.jpg白峰温泉で登山の汗を流したあと金沢に向う。
途中、白山をご神体とする白山比咩神社に参拝。
登頂と無事下山のお礼を込めて拍手を打ちました。

同神社は全国に3000社ある白山神社の
総本宮で加賀一ノ宮として戦前の社格は
国幣中社だったそうです。

広大な境内など社格を反映した荘厳さを
醸していますが、拝殿などは簡素に感じました。
ご神体が山・白山だからかも知れないと思った。

山頂周辺のあちこちに白山比咩神社境内地の
表示がありましたが、説明では神社全体の
境内は3000ha もあるそうです。


d0124388_15413459.jpg金沢での宿は あの有名な女社長の
ビジネスホテル。なんでも、このホテルチェーンの
本拠地が金沢だそうで、金沢中心街だけでも
幾つもの看板を見ました。

夕食は香林坊近くの居酒屋。
金沢も外国人観光客が多いのか、居酒屋でも
ラテン語や英語が飛び交っていました。

酒の肴は地元料理、のどぐろ・ドジョウのから揚げ・
イワガキ・鴨肉などなどでした。

酒はビールに始まり地酒、締めは九州男児らしく
芋焼酎でした。 地酒が一升瓶でオーダー
できなかったのがやや不満のようでした。


d0124388_16101374.jpg酒の話題は白山登山の反省会もそこそこに、
はや来年の遠征の話に移り話題が絶えない。

明日のドライブのことを考慮して、
切が付いたところで金沢の夜の街を
酔い覚ましを兼ねて散策。

長町・元武家屋敷街から香林坊を歩きましたが、
加賀宝生の謡はふって来ませんでした。
途中 まだ開いていた九谷焼のショウルームを
暫く見せて頂いた後ホテルにご帰還。






d0124388_628495.jpg翌朝6:30 ホテルの朝食をばたばた済ませる。
それは、兼六公園に行っていない
メンバーがいたので公園を観光するため。

兼六公園は 7;00 開門、
こんなに早く開く公共施設他にあるのかな~

入場券売り場の前に立つと免許証など見せろと。
65歳以上は無料でした。 ラッキー!

入場が早かったので、他の観光客に
邪魔されることなくゆるりと見物できました。

8:40 公園を出る頃やっと修学旅行生などが
やってきました。 石川門の前では前撮りの
新婚さんがポーズを取ってくれました。

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d0124388_6573131.jpg他のメンバーは遠路九州から来たので、
この後永平寺・越前海岸などを廻るという。

私も彼らと付き合って米原から帰ろうかとも
思ったが、北陸新幹線を経験していなかったので、
金沢駅に送ってもらって別れました。

金沢駅前広場のゲート・鼓門、加賀宝生で
使う鼓を模したものと思われる。

私のリックとキャリーが記念写真を撮っています。
このリック、後で問題となります。

このようにして、白山の旅は終わりました。



余   録

d0124388_1041119.jpg金沢駅前広場・鼓門で記念写真を撮った私の分身が
3日遅れて一人で帰ってきました。

分身を一人残してきたことを逗子駅の出口で気が付きました。
慌てて、列車に引き返したが、自分が座っていた席の棚はモヌケの殻。
駅の忘れ物掛かりに聞いても知らないとのこと。

こうなると、何処まで一緒だったか自信がなくなりました。
北陸新幹線に一緒に乗ったことだけは確かですが・・・
東京駅お問い合わせセンターでもダメ。
若い頃から、その傾向があったがいよいよボケが進んだかと愕然!

新幹線の場合、車庫に入ると翌日午後でないと分らないとのこと。
金沢に引き返しいるかもしれない可能性もあるとのこと。
翌日、東京と金沢に聞き合わすも手掛かりなし。 

あんな汗臭い衣類などを詰めた重いリックを持って帰る人はいないと思い、
再度 時間を置いて東京に問い合わせると、
東京には「問い合わせセンター」以外に「お忘れ物承り所」がありました。

そちらに問い合わせると「逗子駅」で車内から発見されて保管中とのこと。
逗子駅に出向き、着払い送達手続きをしました。
そして、3日ぶりに一人で帰ってきた分身に再会できました。
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by dojyou38 | 2016-08-08 15:04 | 登山 | Comments(12)
2016年 08月 06日

日本三名山・白山に登る 2(8月3日)

今日の下山コース(観光新道) 
 室堂平→五葉坂→弥陀ヶ原→黒ボコ岩→蛇塚→真砂坂→殿ヶ池避難小屋→慶松平→別当出会

昨日 夕方からの風が雨雲を吹き飛ばしたようです。
4時 起床すると満天の星。 昨夜宴会が出来なかったので二日酔いする者もなく、
総員8名揃って山頂でご来光を迎えるため 4:30 ヘッドライトを頼りに山頂を目指す。

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d0124388_15125746.jpgセンターに何人宿泊していたか知りませんが、
山頂まで標高差250mの登山道はヘッドライトの
光が蟻の行列のように連なっています。

夜明けの寒気に身を引き締めながら登ります。
白々と明けてきた山頂からセンターを見下ろすと
あちこちに雪渓浮かんで見えます。

東の空が朱に染まりかけましたが、
北アルプスの山際は雲が棚引き稜線は見えない。
ご来光も雲間にゆれています。






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5:17 山頂の大岩に神職が立ち、ご来光を宣言。
神職の音頭「平和日本万歳!」に唱和して登山者全員で高らかに万歳三唱。
登山者の顔が朝日を受けて輝いています。


d0124388_17183131.jpg白山は火山で主峰・御前峰の他剣ヶ峰・大汝峰に
囲まれた火口跡には7つの火口湖があります。

白山登山の楽しみの一つが「池めぐり」です。
私たちもご来光を拝んだ後、
自然観察ガイドに従って池めぐりをしました。

池には全体が雪田になっているものもあり、
万年雪で夏でも消えないところもあるそうです。

ガイドから白山の成り立ちや植生について
説明を受けましたが、参加者が多いので
仲間を見失はないよう注意しながら聞きました。

それでも、ちょっとしたアクシデントが発生。
仲間のMさんがいません。Aさんが探しにバック。
その直後Mさんが別のガイドグループから現れる。

d0124388_6173972.jpg今度は私がAさんを探しに。
 声を掛けながらバックするも
若いAさんは早いので追いつけません。

その内、霧が出てホワイトアウト状態に
なりそうになったので、
Aさんを探すのを止めたところへAさん現れる。

その間、僅か30分ほどだが焦りに焦り、
自分が迷子になるのではと不安でした。


 山頂から別山を望む




d0124388_62881.jpg8:00 他のグループより送れて、
帰ってきましたが朝食時間締め切り間際。
朝食も夕食同様に最後のグループになりました。

寝床の片付けをして下山準備です。
そのうち、霧が晴れて白山山頂や周りの山も
眺められるようになりました。

今日はルンルンで下りられそう ! ?

ビジターセンターから山頂を仰ぐ 
 (前の建物は白山神社奥宮、工事中でした)


黒ボコ岩に続く弥陀ヶ原の木道 ↓
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d0124388_8373983.jpg9:00 下山開始、黒ボコ岩までは登ってきた道で、
弥陀ヶ原と呼ばれる平坦な植物観察道ですが、
そこから急斜面の長い下りが続きます。

室堂センターから登山口までは6.1kmで、
コースタイムは登り4:50・下り3:00となっている。

弥陀ヶ原の平坦な部分を含めてこの差がある。
登山をされる方なら分ると思いますが、
コースタイムの差が急坂を物語っています。

昨日と今朝の「池めぐり」の疲れを溜めている
高齢者には危険でゆっくり慎重に休みながら
行進せざるを得ませんでした。


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d0124388_9394197.jpgそんな道中にもご覧のような広大な素晴らしい
お花畑に癒しと勇気を貰って下山を続けました。

途中、小さな滑落や躓きをするメンバーも
いましたが、励ましあいながら休み休み下り
大きな怪我はありませんでした。

ただ、雨はありませんでしたが風がなく
蒸し暑さが弱った身体を苦しめます。





   観光新道・蛇塚付近  ↓

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d0124388_10163789.jpg13:45 ヘトヘトでようやく別当出会に無事下山。

登山センターで登山装束を解き一息入れて
マイカーに分乗し白峰温泉へ。

温泉でゆっくり汗と疲れを取る。
温泉は炭酸水素塩泉でよい湯であった。

運転手には気の毒だったがノンアルコールで
辛抱してもらい、他のメンバーはビールで乾杯。

九州にはない大きな山だったので、
予想以上に苦しめられたが最高齢84歳とする
年寄りが白山に挑む意欲を善しとしたい。


このグループの殆どはリタイアー後、登山を始めたものばかりで本格的登山を習った者はいない。
パソコンが縁で知り合った仲間で、酒好きの中のアウトドアー派が山歩きを始めた。
スタートして10年を越え、多少出入りはあったが、コアーメンバーは変らない気心の知れた仲間です。

普段は九州の山を楽しんでいるが、年に1~2度は九州圏外の山に遠征する。今年は白山と決めていた。
私は昨年 神奈川に転居したが出来れば同行したいと思っていた。
しかし、今年3月末脊椎管狭窄を発症、その後左靭帯を痛めどうなることかと思っていた。

医者に頼らず自己流のストレッチとウォーキングで回復と足慣しに励んだ。
その甲斐あって、何とか参加できたことに満足しています。
念願の白山に登頂出来たこともさることながら、10ヶ月振りに仲間と山旅が出来たことの方がなお嬉しかった。

私も仲間も毎年歳を重ね、体力・脚力が落ちています。
来年は立山と言う話もあるが、果たしてどうなることだろう。



下山を見送ってくれた花など

花の名前は間違っているものも多々あると思います。  気が付いた方はコメントなどで教えてください。よろしく。

ヨツバシオガマ                                   イワオオギ
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オヤマリンドウ(蕾)                               タカネナデシコ
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タテヤマウツボグサ                               ニッコーキスゲ
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ノハラアザミ                                    ガマズミ(実)d0124388_14271610.jpgd0124388_14274041.jpg














モミノキ(実)                                    蛇塚で見たヘビ(標高2200mにもヘビがいました)
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by dojyou38 | 2016-08-06 21:46 | 登山 | Comments(12)
2016年 08月 04日

日本三名山・白山に登る(1日目)8月2日

白山(2702m)は富士山、立山と共に日本三名山と云われ、
白山より西に2000m以上の高峰はなく日本最西端の最高峰です。
全国の白山神社の総本社を祀る霊山で、また花の山としても有名なので福岡の山仲間たちが昨年より計画を温めていた。
昨年私は福岡を離れたが誘いを受け、参加することにしました。

今日のコース
 別当出会(1260m)~(砂防新道)~甚之助小屋~黒ボコ岩(2320m)~白山室堂(2450m)


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d0124388_21423950.jpg 朝8時30分JR米原駅で福岡組と合流。
福岡の6人に大阪から1人が加わり、
私を含めた8人が今回のパーティー。

今朝5時30分 フェリーで大阪南港に上陸した
福岡組は2台の車に分乗して私を迎えに来た。

久し振りの再会だが平素メール・FB・ブログなどで
情報交換・意思疎通を欠かさない仲間なので、
挨拶もそこそこに白山の麓の集落・白峰を目指す。

11:10 白峰に入る。比較的大きな集落で
大きな温泉施設や物産館もあるが閑散として、
そうした施設の前も人の出入りがない。

聞くと、今日火曜日は地区全体が休みとのこと。

d0124388_22181153.jpgここで昼食をして登山口・別当出会いに
向う予定で全員弁当を持たないので、少し動揺。

何とか食事処・売店をと探すと、
集落の外れにジビエの田舎食堂が営業していた。
メニューはご覧の通りだ。

熊は此処でしか食べられないだろうと、
全員が熊ウドンかソバを注文。
肉は少々硬かったが脂が乗って美味しかった。

このクマは近くの山で獲れた50kgものと言う。
白山にクマがいるかと問うと、気を付けた方が良い
と言うだけで特別な注意はなかった。



d0124388_653447.jpg13:40登山口・別当出会に到着したが、
駐車場前の路側に車が溢れている。

私たちも路側に駐車して準備始めたが、
駐車場が空いていることが分りそちらに移動。
駐車場で整準備体操をしてスタート。

柳谷川に架かる吊橋傍にある登山センターに
登山届けを提出する頃には、
俄かに雲行きが怪しくなり雨が落ちてきた。

急いで雨具を着け吊橋をわたる。





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d0124388_9495112.jpg吊橋を渡ると急傾斜の階段が待っていました。
暫く登ると、上り下りの分岐点に出る。
ここまで誰にも会わなかったのは上り専用だった。

分岐から比較的なだらかになったが雨降りしきる。
道沿いにはヤマアジサイやシシウドが雨に
鮮やかに輝いて迎えてくれます。

登山道は柳谷川右岸の山腹の樹林帯を縫って
登っていきますが、対岸の砂防提から豪雨の後の
滝のように水が溢れています。





d0124388_15244524.jpg高度が増すにつれ傾斜がきつくなるが、
登山道は一抱え以上の大石で整備され、
その石は丸く川底から運ばれたもののようです。

如何に白山信仰が盛んだったか、往時を
忍びながら1歩1歩踏みしめて登っていきました。

たくさんの下山者と行きかいます。
そんな中、子供(小3)が一人下から小走りに
登ってきて、お父さんの下山が遅いので
心配だから探しに来たという。

そうこうしているうちに、お父さんがヘロヘロで
下りてきて一緒に下山していきました。
何とも逞しくも微笑ましい光景でした。

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d0124388_16171463.jpg雨の中、急坂の石段で高度を稼ぎ1800mに
達すると傾斜も緩やかになりました。
そして、お花畑の出迎えです。

シモツケソウ・トリカブト・イブキトラノオのほか、
名前の知らない様々な花が深い霧の中に 
幽玄の世界をかもし出しています。

雨は小降りになりましたが霧が深い。
暑さを凌ぐため雨具を脱ぎ、ほっと一息。

でも、もう17時です。
標高2450mの室堂まで登らなければなりません。
平均75歳の老ハイカーは標準時間より随分遅い。


d0124388_21231317.jpg18:00 ようやく黒ボコ岩のある尾根に到着。
ここまで雨が強くなったり止んだり、
その度雨具を着けたり脱いだりでした。

黒ボコ岩までの急坂で相当疲れました。
歩く姿にも何だか覚束ない歩き方が出ています。

標高は2320m、あと標高差は130m。
ここからは比較的平坦な尾根歩きで、
広大なお花畑に慰められながら歩を進めます。

18:50 やっと室堂ビジターセンター に到着。
私たちの計画より僅か20分の遅れでしたが、
本日の宿泊者では最後のグループのようでした。

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到着するとリックを外す暇もなく、直ぐに食事をするように指示されました。
私たちの世話役がチェックイン18:30 で予約したのだが、食事の時間は原則18:00までだそうです。

急いで食事を済ませ、宿泊する別棟に移りましたが風が強く外気温が急速に下がっていました。
恐らく10度位だったでしょう。 わずかな距離でしたが震え上がりました。

一番残念だったのは、売店の営業時間18:00が過ぎていてビール・酒が飲めなかったことでした。
酒好きの集りのような私たち、夕食での宴会を楽しみに登ってきた連中です。落胆し、ぼやくことひとしきりでした。
このグループの名前「朝次郎山の会」は山行の打合わせ会場・居酒屋「朝次郎」からのネーミングです。



雨の中 出迎えてくれた花たち

花の名前は間違っているものも多々あると思います。
気が付いた方はコメントなどで教えてください。よろしく。


ヤマアジサイ(平地の紫陽花はもう終末期ですが、山ではまだ生き生きしています。次もヤマアジサイだと思うのですが・・・)
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ソバナ                                         ミソガワソウ
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ミヤマキンポウゲ                                    エンレイソウ(実)
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ヤマハハコ                                       ハクサントリカブト
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シモツケソウ                                      ハクサンフウロ
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by dojyou38 | 2016-08-04 21:20 | 登山 | Comments(12)