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某日某月

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2010年 07月 12日

天草のハマボウ

天草の山歩きの時、ホテルの好意で朝食前 近くにあるハマボウの群生地に案内された。
何でも、全国でも最大級の群生地とのこと。
これから、天草の観光資源の一つとして、群生地を整備・売り出そうとしていました。

場所は天草市新和の大宮川河口(沼沢地・汽水域)で群生地の広さは50,000㎡もある。
ちょうど、11,000余本のハマボウが開花シーズンを迎えるところだった。

大宮川河口に広がるハマボウの群生地
天草のハマボウ_d0124388_13362672.jpg

天草のハマボウ_d0124388_13505640.jpg

群生地は堤防に囲まれた沼沢地。
地元の方が堤防の雑草を刈り取り、
観賞コースを整備していました。

これからクリークも整備してカヌーを楽しみながらから、
観賞できるようにするそうです。








天草のハマボウ_d0124388_14294136.jpg
ハマボウはアオイ科でハイビスカスの仲間。
1日花で、観賞は午前中早い時間帯が良さそう。
開花は7~8月にかけて次々咲くそうです。

遠くから見ると濃い黄色の花は
みかんがなっているようでもあり、
蛍の光のようでもあります。







案内してくれた女将によると、このハマボウの群生地の
散策路、カヌー水路および駐車場などの整備に市は相当の予算を計上しようとしているようでした。

確かに、九州では最大の群生地かも知れないが、
観光の目玉としてのインパクト・華やかさがあるのだろうか。
メンテナンスに過大な費用が掛る施設整備にはどうかな~と思いました。


# by dojyou38 | 2010-07-12 13:36 | 街並みウォッチング | Comments(4)
2010年 07月 10日

天草の山を歩く - 2 (7/8)

天草の2日目、昨日に引き続き天気良好。
今日は今回の登山のメイン・次郎丸岳を目指す。
次郎丸岳(397m)の隣には兄弟山の太郎丸岳(281m)が有る。

このように太郎、次郎の名の山は通常太郎の方が高いのが当たり前だが、
ここでは次郎丸岳の方が高い。
その謂れが天草地方の昔話として残っている。



    知十橋から見た太郎丸岳と次郎丸岳(右)
天草の山を歩く - 2 (7/8)_d0124388_1883598.jpg
    背の高い太郎のかげで、松島に沈む美しい夕日が見えない次郎丸を不憫と思い、
    場所を変わろうとしたその時、太郎丸の山頂の岩が崩れ、次郎丸の方が高くなったんだとさ。
    何とも微笑ましい兄弟愛ではないか。
  

天草の山を歩く - 2 (7/8)_d0124388_18241394.jpg太郎丸岳山頂にて


後ろは次郎丸岳の岩峰
まさか、
あの急坂岩壁を登るとは思わなかった。








天草の山を歩く - 2 (7/8)_d0124388_18261534.jpg次郎丸岳中腹・いなずま返し


太郎丸岳から分岐点に帰り
 次郎丸岳に向かう。

直ぐ、ジグザグの急登となる。
「いなずま返し」の呼称が付く。







天草の山を歩く - 2 (7/8)_d0124388_18325797.jpg次郎丸岳山頂近くの巨岩ブロック

稲妻返しを通過すると疎林となり
「次郎落し」の呼称がある
巨岩ブロックの壁が頂上近くまで続く。

いやー、楽しい山だ!!!








天草の山を歩く - 2 (7/8)_d0124388_819885.jpg野外授業の中学1年生


下山途中、巨岩ブロックの上で
昼食を摂る中学生に会いました。

彼らは食事後、登頂したのですが
登山口では彼らに追いつかれました。

スニーカーにショートパンツの軽装だが、
噴き出す汗もなんのその、
山道も駆け足で下りてきます。


天草の山を歩く - 2 (7/8)_d0124388_8382520.jpg汗を流した「湯楽亭」

帰路、温泉旅館で汗を流し疲れを癒す、
この温泉、泉元が二つあり
異なった泉質の湯が楽しめる。

また、露天風呂のほか
自然の岩を穿った本格的な洞窟風呂も。







前日の三角岳・倉岳登山には物足らずフラストレーションが溜まっていたが、
今日の次郎丸岳・太郎丸岳は九州100名山に相応しい山でした。

遠くから見た山容・稜線に登頂意欲が湧き、登頂ルートは変化とスリルに富み、
山腹・山頂からの眺望も絶景で満足のいく登山であった。

泊まったホテルは看板に偽りの無い料理とサービス。
帰りの立ち寄り湯も秘湯といってよい、趣向に富んだ温泉。
気の置けない仲間との2日間、命の洗濯が出来た小旅行だった。


# by dojyou38 | 2010-07-10 15:01 | 登山 | Comments(4)
2010年 07月 09日

天草の山を歩く - 1(7/7)

九州100名山完全踏破を目指す山友の企画で天草の山を1泊2日で歩いた。
参加者は常連メンバー全員勢揃いの8名。
2台のマイカーに分乗、福岡を7時に出発。

当日は2日間とも梅雨の中休み、好天に恵まれラッキー!!!


三角岳登山口
天草の山を歩く - 1(7/7)_d0124388_9453996.jpg先ず足慣らしの為、
天草諸島と海が一望できる三角岳・天翔台(206m)を目指す。

低山だからと軽装で登ろうとしたところで、
地元の老人から一喝!
蝮の危険大なる事を篤と知らされる。

蝮には遭わなかったが、
登山道は連日の雨で悪路に。
登山靴にスパッツが正解でした。



  天翔台より三角港・天草の海をみる。
天草の山を歩く - 1(7/7)_d0124388_106143.jpg




天草の山を歩く - 1(7/7)_d0124388_10132278.jpg倉岳神社の鳥居

次に天草の最高峰・倉岳(682m)を
目指したが、車で林道を登るうちに
山頂近くの駐車場に入ってしまった。

上宮の鳥居にしてはえらく立派だった。











天草の山を歩く - 1(7/7)_d0124388_1035388.jpg倉岳山頂にて


駐車場にある鳥居をくぐり、
階段を登ると僅かな距離で山頂。

天草最高峰の山頂に立ったが、
登ったとは言えない。

# by dojyou38 | 2010-07-09 23:03 | 登山 | Comments(2)
2010年 07月 05日

博多の夏 : 山笠 (7/5)

博多の夏 : 山笠 (7/5)_d0124388_1520329.jpg


博多の夏は山笠が始まると暑くなる。
7月1日からは飾り山笠の公開が始まり、当番町お汐井とりが行われ祭り気分はヒートアップ。
街には長法被姿が目立つようになる。

それでも、まだ街は静か。
10日から始まり、15日に終わる追い山に向けてエネルギーを溜めているようです。


博多の夏 : 山笠 (7/5)_d0124388_15575177.jpg天神1丁目飾り山笠

これは天神1丁目の飾り山笠、
祭り期間中博多の街には
14本の華麗な飾り山笠と
勇壮な舁き山笠が建ちます。

山の飾りは博多人形師の腕の見せ所、
人形師たちは『博多どんたく』が終わると
山笠の製作に掛るそうです。



今日 7月5日の昼下がり、
ウイークデーだが飾り山笠の周りには
中国からの観光客で賑わっていた。

丁度、中国からのクルーズ船が入港中。
デパートに近いこの山笠は
記念写真のベストポイントのようです。





ここ数年、勢い水を浴びて駆ける勇壮な舁き山笠を見ていない。
今年は是非、追い山を見て博多の男達のエネルギーを貰いたいと思っています。


# by dojyou38 | 2010-07-05 15:20 | 街並みウォッチング | Comments(1)
2010年 07月 01日

雨上がり、叶岳に棚引く雲


雨上がり、叶岳に棚引く雲_d0124388_9335885.jpg

長い間、降り続いた雨が夕方になってやっと降り止みました。
近くの叶岳(左)や高祖山を覆っていた雲が消えていきます。

今日は何時もと違う形で、雲が残りました。
こんな形で、山腹に棚引く形の雲は九重や阿蘇など山間ではしばしば見る風景です。

ベランダからこんな形に雲を残した叶岳を見るのは初めてのような気がします。
海岸近くの、僅か3~400mの山にも相当の水・水蒸気がたまっていたのでしょうね。

# by dojyou38 | 2010-07-01 09:52 | ベランダ | Comments(6)