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2018年 08月 15日

立山黒部アルペンルート(立山から松本へ)

立山連峰踏破を無事済ませた私たちは福岡組が松本から翌日の飛行機で福岡へ帰るのに同行するため
14:00 室堂ターミナルから立山に未練を残しながら大観峰行きのトロリーバスに乗り込みました。
私は勿論このルートを通るのは初めてでした。

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d0124388_2115929.jpg大観峰行きのトロリーバスはトンネルだが
苦労して登った雄山の下を貫通している
と思うと考え深いものがありました。

立山黒部アルペンルートと言われるのは
立山駅と扇沢を結ぶ37.2kmで一番高い
標高は2450m(室堂ターミナル)です。

その間を6つもの乗り物を乗り継いで、
途中に黒部ダムなどを経由する観光ルート。
JR富山とJR大町を結ぶにはさらに富山電鉄
と路線バスに乗らなければなりません。

トロリーバス(室堂ターミナル~大観峰)→



                   眼下に黒部湖、正面に北アルプスの連嶺(大観峰より大パノマラ)
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d0124388_924248.jpg詳しくは知りませんが、このルートの多くは
黒四ダムの建設機材運搬用に造られたと
思います。今も関電が運用に関わっている。

大観峰の正面に聳える連嶺を眺めながら、
どれも知らない山だが5年早く山歩き
始めていたら登っていたかも知れないと
思いながらロープウエイに乗り込む。

このロープウエイは標高2316mの大観峰
から1828mの黒部平まで7分で結ぶ。
途中に1本の支柱もありません。




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d0124388_11392378.jpg黒部平からは日本唯一の全線地下
(トンネル)のケーブルカーで
満々と水を蓄えた黒部湖に出てきました。

そこから日本一高いアーチダムの堰堤を
15分ばかりダムの放水で出来る二重の
虹などを見ながら黒部湖の対岸に渡りました。

次に長い地下道を通ってトロリーバスに
乗り込みましたが、このトロリーバスが通る
トンネルこそが裕次郎主演「黒部の太陽」の
メイン舞台となった難工事の現場でした。

涼しいトンネルを歩きながら、このトンネルを
はじめ黒四ダムが171名もの殉職者が出さなければならない大変な難工事だったことに改めて思い致しました。


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d0124388_16361881.jpgその後、トロリーバス~路線バス~JRと
乗り継いで松本に出てホテルに入りました。

夕食は何時ものように反省会でしたが
天候が良く全員無事で行程が予定通り
遂行できたので大いに盛り上がりました。

翌日は松本城を見物見物しましたが、
その階段の傾斜があまりにも急で登山より
険しいと笑いを誘っていました。 

天守閣の5階から見渡す北アルプスの峰々。
常念岳の左に立山連峰から眺められた
槍ヶ岳がちょこっと顔を出しているのを
見つけはしゃぐメンバー達でした。


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松本城を見物後、すぐ近くに日本で現存する最も古い小学校の一つ、
「旧開智学校校舎」(国定重文)が有ると言うので見学しました。

開智学校は江戸時代の松本藩藩校の流れを継ぎ、明治5年に開校している。
現存する校舎は明治8年、工事費1万1千円の7割を町民が負担して擬洋風の学校を完成させています。
当時の松本町民の文明開化と教育に対する熱意の表れで、現在松本が学都と云われる基となったのでしょう。

校舎の傍には直径2m近くもあるポプラの古木がありましたが、
開智学校創設当時から学校を見守ってきたと思われます。


開智学校見学後、私たちは夫々福岡・大阪・神奈川へと分かれて帰っていくので
郷土料理店で地元特産の「辛み大根蕎麦」を肴に再会を約して乾杯しました。

ただ、私は昨夜の反省会と今日のお別れ会で大きな宿題を背負わされました。
メンバー達が来年は神奈川の山に行くので計画をするようにとの仰せです。
神奈川に転居して私は3年になりますが、まだ神奈川の山をよく知りません。

神奈川の山といえば丹沢か、或いは箱根だろうか。
平均年齢75歳の山爺婆にはどこが適しているのか暫く頭を悩ますことになるだろう。
 



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# by dojyou38 | 2018-08-15 11:46 | 旅行 | Comments(14)
2018年 08月 12日

立山で出会った花

立山で出会った花を紹介します。
立山連峰周辺にはたくさんの花があったですが、
下山の後半は疲れて花を見つけたり撮ったりする余裕が有りませんでした。

カメラに残った花を紹介しますが、名前が間違っているものがあるかも知れませんのでご指摘ください。

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d0124388_10501868.jpg上の花はご存知ノウセンカズラ

ノウセンカズラは暖かいところを好むが、
この写真は標高475mの雪深い?
立山駅前だったので新鮮に思い撮りました。


以下の花は立山連峰の山腹と室堂平で
出会った花です。


← イワイチョウ



d0124388_10595915.jpgチングルマ

(珍車)

チングルマ、花として紹介していますが
草本ではなく木本だそうです。

こんな可憐な花が木(木花)と言われても
にわかに信じがたいがです。
この小さい茎に年輪があるそうです。
私も立山に来て始めて知りました。




d0124388_1104134.jpgチングルマの綿毛(種)

同じ室堂平でも僅かな地形・場所の差で
花もあれば既に綿毛になっているところも。











d0124388_1163056.jpgミヤマキンポウゲ ?














d0124388_1191087.jpgクチバシシオカマ














d0124388_11102245.jpgイワカガミ

低山で見るイワカガミと雰囲気が違う












d0124388_11121486.jpgコバイケイソウ














d0124388_1117516.jpgハクサンイチゲ














d0124388_11185549.jpgイワツメクサ














d0124388_11275368.jpgクロトウヒレン














d0124388_11285621.jpgイワギキョウ

イワギキョウとチシマギキョウとは
同じようなところに咲いていて外見も
さして変らないので区別難しいが、
これは萼が細いのでイワギキョウです。









d0124388_11315826.jpg これは ?

PANDORA さんからコメントありました。
 
 クルマユリ だそうです。











d0124388_11325831.jpgトウヤクリンドウ














d0124388_10335964.jpgミンミンゼミ

これは番外
松本城で見つけたセミです。
ミンミンゼミが珍しかったのでパチリ。




下の写真は室堂平からの立山連峰です。
花はオニウドに似ていますが何か分りません。





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# by dojyou38 | 2018-08-12 11:55 | 植物観察 | Comments(8)
2018年 08月 10日

立山登山~黒部アルペンルート観光(2-1) 立山縦走

このページ編集中パソコンが流行り病に罹りました。
専門医のアドバイスで応急措置をして騙し騙し働いてもらっていますが、何時ダウンするかも知れません。



今日の行程は雄山~大汝山~富士ノ折立~大走り~雷鳥平~室堂ターミナルへと歩き、
その後 立山黒部アルペンルートで幾つもの乗り物を乗り継いで松本泊です。

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d0124388_940290.jpg 4:10 起床。
予想に反し山小屋の周りは深い霧。

これじゃ ご来光は無理と山小屋の周りで
写真撮ったり四方山話でぐずぐず。

本日最初のピーク雄山へは標高差300m。
小屋の前からいきなり急坂のガレバが続く。
私には久し振りのガレバで登山の気分です。


暫く上ると東の方向に陽光の兆し。
なんだ、あの霧を突いて上ればご来光が拝めたかも知れない。
素人集団の悲しさでした。
ご来光は拝めなくても、だんだん晴れてくれるのが何よりも嬉しい。 ルンルンで上っていきます。


                     二の越から一の越山荘を見下ろす
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d0124388_17365834.jpgいよいよ3000mへの挑戦です。

ガレバの連続ですが岩の狭間にしがみ
付くようにトウヤクリンドウやイワギキョウ →
などの花がけなげに咲いて挑戦者を
癒し勇気をくれます。

一の越から雄山山頂に至る処々に小さな
観音石仏が祀られていて日本三大霊山として
山岳修行の場であったことを残していました。

途中 高山特有の気象でしょうか、
下から濃い霧が涌いて視界を遮ったり
消えたりしながらも天候は好転の兆しです。


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d0124388_1850392.jpg 5:40岩場を登りきり雄山神社峰本社に着く。
社務所の前には標高2991.6mの
1等三角点がありました。

雄山山頂(3003m)へは社務所で
登拝料500円を納め鳥居を潜って登ります。

山頂に拝殿があり、若いユーモアある
神官が太鼓を打って登拝者の健康と
登山の安全を厳かに祈祷してくれました。

雄山登拝を終えた私たちは峰本社の
軒先を借りて、だんだん晴れていく景色を
楽しみながら山小屋が用意してくれた
朝食をとり今日のエネルギーとしました。


                   雄山から眺めた大汝山~富士の折立への稜線
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d0124388_18444652.jpg 7:00 ゆっくり休んで大汝山に向おうとした、
その時下から濃い霧が行く手を阻みました。

これ以上休むと後の行程に支障が出ます。
霧を突いて出発です。

径路の傾斜は緩やかになりましたが、
相変わらず花崗岩のガレバで浮石が擦れる
乾いた音を聞きながら慎重に進みます。



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d0124388_152021.jpg大汝に向う途中、振り返ると鑓ヶ岳が
雲の上に浮かんでいるではないか!
登ったことはない。これまでに一番近くで
眺めた鑓ヶ岳で大感激でした。

大汝山に近づきましたが、立山三山の
最高峰(3015m)としての荘厳さに欠ける。
山頂は狭く、人1人が立つのがやっとで
神社が最高峰ではなく
雄山に鎮座しているのに納得です。
標高を示す銘板も最高峰にしては粗末で、
強風に飛ばされそうな状態で無造作に
置かれていました。


            大汝山から眺めた雄山の岩峰
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d0124388_15313452.jpg7:40大汝の頂きを踏んだ私たちは
避難小屋で来たコースを折り返す4名と
別れ5名で富士の折立に向う。

7:50立山三山の最後のピーク富士の折立
(H2999m)の足元までやっていきました。
上らなければと思ったが何だか足が重い。

ここから大走りを700m下って雷鳥沢から
室堂ターミナルまで200mの階段。
それを思うと無理はできない。
富士の折立の登頂を諦めました。

上ったのは若いリーダーMさんだけでした。


                      大走りより雷鳥沢~室堂平を俯瞰
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d0124388_17504985.jpg富士の折立からガレた尾根道を下り
雷鳥平分岐から大走りコースに入りました。
ここからもジグザグの長い長い急坂下り。

やっと緩やかになると雪渓があちこちに
残って慎重に足を運ばねばならなかった。

やっと下り切り、キャンプ場を通過すると
上り階段の連続で、この時ほど
富士の折立に登らず、余力を残しておいて
良かったと本当に思った。

この間、疲れていたのか写真を撮る余裕も
なかったのか殆ど記録が残っていない。


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12:15 やっとの思いでミクリガ池の畔に辿り着く。
大汝山から引き返した4人組は既に1時間も前に下山して昼食も済ませていた。
私たちは重い足を引きずりながら、更に階段を上り室堂ターミナルへ。

ターミナルの冷えたビールで立山連峰登頂と無事下山を喜び合った。
平均年齢74歳の爺婆パーティーですから無事下山することが一番の目的だった。
何度も謂いますが、私には傘寿記念の3000mは最後となるだけに本当に想い出に残る登山になりました。

私たちはこの後、立山黒部アルペンルートを経て松本に行きますがページを改めます。




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# by dojyou38 | 2018-08-10 09:28 | 登山 | Comments(10)
2018年 08月 08日

パソコン クローズ

訪問して頂きまして有難うございました。

折角訪問いただきましたが、突然パソコンがクローズしました。

短日で回復するかもしれませんが、暫く休みます。

   dojyou38




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# by dojyou38 | 2018-08-08 12:59 | 挨拶 | Comments(0)
2018年 08月 06日

立山登山~黒部アルペンルート観光(1)

                      国立公園のモニュメント(室堂ターミナル前)
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d0124388_18212815.jpg久し振りの登山旅行です。

7月27日から福岡の山友の立山登山に便乗して
私は80歳記念に3000mの高みに立ちたいと
願っていましたが、台風12号で一旦中止に。

私をはじめ多くのメンバーの希望で
7月31日にリベンジすることになりました。

7:20 東京から「かがやき503号」に乗り込む。

東京から新幹線に乗るのは初めて、
「かがやき503号」が全席指定せきとは知らず、
発車直前慌てて緑の窓口へ、間一髪で無事乗車。


d0124388_1141589.jpg新幹線に乗り込む前に朝食を調達。

今朝は連合いに送ってもらって、JR逗子から5:47 の電車に。
朝早かったので自家製のヨーグルトに自栽のトマト・ブルベリーで
出てきたので、弁当をと思いながら新幹線乗り場へ
うろうろしていると駅弁売り場が目に留まった。

店に入り何しようかと探すうちに、見覚えのある大船軒のコーナー。
しかもリーズナブルな値段で「鳥めし」があり何だか安心してゲット。

乗換に十分時間があると思っていたが、みどりの窓口に行ったり、
新聞を買ったりしているうちに時間がなくなっていました。

座席に座る間もなく列車は発車。 リックを棚に揚げて一息。
座席は3人掛けの通路側、遅れて乗り込んだ私には好都合。

先ずは弁当だが新幹線は早い!早い!
新聞横目に食べ終わらぬ内に、もう大宮。

長野で窓側の客が降りたので、窓側に移動したが
トンネル多く車窓楽しむ情況にはありません。
 9:32 目的地 富山に着きました。

新幹線京都経由で来る福岡組は12:10 富山着なので、その待ち時間を利用して
私は日本三大霊山・立山を守護神と謂うか御神体とする雄山神社に参詣することにしました。

予報では立山(室堂)は「今日の午後から明日は「曇りがち雨も」となっていました。
最後の3000m登山となるので何としても雨は避けてもらいたいところ。 最後は神頼み!
雄山神社は式内社に列せられる由緒ある神社で、雄山山頂など3箇所に社殿があるが、
岩峅寺にある雄山神社前立社壇と呼ばれるところが謂わば本部のようなところと聞きました。


                           雄山神社前立社壇 (手前 拝殿、後 本殿)
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d0124388_1015630.jpg室堂へのケーブルは富山からの私鉄の
終点立山駅から出ているが、雄山神社は
富山と立山駅の中間 に鎮座している。

富山電鉄 岩峅寺駅で途中下車徒歩10分で
私は雄山神社の社頭に立ち、登山の安全と
明日からの好天を願って拍手を打ちました。

次の電車で立山駅に着き、昼食を摂りながら
福岡組の到着を待ちました。

立山登山・観光でマイカーを利用する場合は
ここまでで、これから先は乗り入れ禁止です。
駅前にはたくさんのレストランや広大な
駐車場があり賑わっています。

13:23 懐かしい顔が満面の笑みを浮かべてやってきました。 昨年5月六甲山以来の再会です。
やってきたのは福岡からの男性3名女性4名と大阪から男性1名の計8名です。女性の1人は私には新人でした。 
私を含めた9名の平均年齢は74.1歳で、私が最高齢80歳で最若年は女性の68歳というメンバーです。

13:40 美女平 行きのケーブルに乗換です。待ち合わせ時間に室堂ターミナルに預ける荷物を整理しました。



d0124388_10191083.jpgケーブルは僅か7分で標高差500mを登り、
標高977mの美女平へ引き上げてくれました。

次は室堂行きの立山高原バスへの乗換です。
バスはブナ・ダケカンバ・タムシバや立山杉の
巨木の合間を縫って登っていきます。

そのうち、遠く近くに雪渓が現れ標高が
上がってきたのを実感しました。
やがて有名な「雪の大谷」に指しかかりましたが、
最盛時には20mも積むという雪の壁も
今はご覧の有様。

空を見上げると何だか怪しい雲行き。


                       立山(バス専用)道路「雪の大谷
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d0124388_13291768.jpg 車窓からの そーめん滝  →

バスに乗り換えて1時間40分、
写真には納められなかった称名滝やそーめん滝に
弥陀ヶ原・天狗平など普段と違う風景に
飽きることもありませんでした。

その間に標高は約1500m上がり、
標高2450mの室堂ターミナルにつきました。

預けるべき荷物をロッカーに入れて外に出ると
冒頭写真の大きなモニュメントがあり記念写真。

15:30 雲行きを気にしながら今夜の山小屋・
『一の越山荘』に向けて歩き始めました。

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d0124388_1422125.jpg一の越山荘は標2700m、道程は2km弱。
平坦に近い登山道だが雪渓がたくさんあり
アイゼンも着けていないのでゆっくりとした
足取りで登っていきます、

残雪が消えている草原にはチングルマ・
ハクサンイチゲ・ミヤマキンバイなどの高山植物が
たくさん花を付けていました。

この辺りは7~8月が花盛り説明されていましたが、
今年は何もかも季節のめぐりが早いのか、
チングルマは綿毛になっているものも多かった。

出会った花については後日まとめて紹介します。


                  一の越山荘が見えてきました
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d0124388_14361282.jpg花の写真を撮ったり、雪で滑る足元を見ながら
登っていって山荘が近づいてふと上を見ると、
何と雲は何処かへ去っているではないか。

雄山の神様へ願いが届いたようだ。

夕食の時間、皆に俄然元気が出て賑やかに。
当然ビールもお酒もすすみました。

20:30消灯時間近くになって外に出ると満点の星、
北斗七星こんなにクリアーに見たのは何時だったか

明日は4時起床、ご来光拝むぞ!



   左奥の岩峰は竜王岳(2872m)か? (一の越より)
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# by dojyou38 | 2018-08-06 18:12 | 登山 | Comments(12)