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2015年 05月 20日

谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日

ご来光を受ける三俣山と法華院山荘(左下のピンクは咲き始めたミヤマキリシマ)
谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_1622391.jpg

谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_1614167.jpg 5:30 起床・朝食、稀に見る快晴。
 7:50 準備体操をして山荘(1303m)を出発、
     潅木の中を朝露踏んで緩やかな傾斜を
     鉾立峠(1370m)に向い、8:30 峠到着。

やまなみハイウエイが出来るまでは法華院へは
竹田市側からのルートがメインだった。
そのルートで鉾が立てられていた峠がこの峠。

鉾立峠の西側に屹立するのが白口岳(1720m)。
山荘から中岳へは白口岳経由が比較的短いが、
豪雨による崩落で一般的なコースからは
外されていて、私も今回初めてです。



谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_9484384.jpg鉾立峠から見上げた白口岳は相当厳しい
急登のように見えましたがそれほどでも
有りませんでした。

それでも、中腹から上では下の写真のように
大雨で土砂が崩落して、
岩や木の根を掴みながら登るところもありました。

それよりも、途中で見たミヤマキリシマの
哀れな姿です。 
花芽(蕾)が虫(ガの幼虫)に食い荒らされている。

今年も場所によっては残念ながらピンクの
ジュタンを見ることが出来ないでしょう。


谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_10204387.jpg谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_1021072.jpg















白口岳山頂より平治(ヒイジ)岳を望む(1643m)  平治山頂の背後に双耳峰の由布岳がかすかに浮かんでいます。
谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_10293273.jpg

谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_10424931.jpg10:20 白口岳山頂到着。私にとっては初登頂。

白口岳は山荘から九州本土最高峰・中岳への
メインルートの一つだが、九重連山ではマイナーな峰で
登山道の崩壊が激しいのでガイドブックでも奨めていない。

そのせいか快晴の日曜と言うのに、ルートを登ってくる人は少なく、会ったのは僅か3人。
広々とした山頂も私たちのパーティーで独占でした。
     

白口岳初登頂記念に谷口ケイさんと 



谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_11391868.jpg白口岳から中岳(1791m)へは
一度約100m 窪地へ下りて、
約200m上り返します。

九重では1500m以上は森林限界を越えます。
日陰の無い山道を下りたり登ったりですが、
心地よい薫風に包まれて暑さは感じません。

標高を上げるに従い視界が開け、
九重連山だけでなく由布岳・祖母山から
阿蘇五岳まで見通すことがことができました。 





谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_13135444.jpg中岳を湖面に映す御池

12:10 九州本土最高峰・中岳山頂
      昼食をとり暫く休憩













谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_13255859.jpg私たちは中岳から御池を廻って
久住別れに下りてきました。凄い登山客です。

私たちの仲間も多くは久住山(1787m)へ
足を延ばしましたが私は久住別れで休憩しました。

別に疲れていたわけでもありませんが、
何回も登っているし、後日の反動を
警戒してセーブしました。

今まで、このようなこと無かった。
考えたくないが、やはり歳を取ったのだろうか。

久住山を目指す登山客



            久住別れから阿蘇五岳を遠望
谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_13513067.jpg

13:10 久住別れに下りて、約1時間久住の風景を楽しみながら久住山に登った仲間を待つ。
14:20 牧ノ戸登山口を目指しました。 16:30 下山、ホテル花山水の温泉で汗を流す。
3日目の由布岳登山に参加するメンバーを残して、2日間参加の私たちは入浴 後福岡向けて帰途に就きました。
天候に恵まれ2日間ベテランと一緒に有意義な山旅となりました。

この山旅の最後に椿事・一大事が発生しました。牧ノ戸登山口に下山した時のことです。
ベンチに座っていた私の隣に北九州からの参加者が腰を卸しアイスクリームを食べ始めました。
その瞬間、カラスがその人の何かを咥えて飛び去りました。

その方が大声をあげて追いすがりましたが、間に合うはずもありません。
土産物を獲られたくらいで何を大騒ぎと思っていたら、土産物でなく貴重品が入ったポーチでした。
現金・クレジットカード・免許証・健康保健証などが入っていた。

食べ物と間違って獲ったようです。 交番へ遺失物届けを出す羽目になりました。
食べ物以外でも被害に遭うことがある。 気をつけねば!!!



九重で出会った花(2)

ミヤマキリシマ                                   イワカガミ
谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_974363.jpg谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_942613.jpg













コバイケイソウ                                  マイズルソウ
谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_991291.jpg谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_993789.jpg













ツクシドウダン ?                                    オオカメノキ
谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_9121134.jpg谷口ケイ さんと九重縦走(2) 5月17日_d0124388_9123623.jpg

by dojyou38 | 2015-05-20 15:05 | 登山 | Comments(10)
Commented by sibuya at 2015-05-22 16:02 x
生まれてから山に登ったことがありませんが 写真を見ると
急斜面や岩場などを登る‥ 私にはとても出来ない
毎日1万歩のウオーキングはしているが 平坦な道で
肥満体の私には危険ですぐに転落するはずです。
その難所を登り切ると爽快感・達成感があるのでしょうね‥
さらに貴重な高山植物との出会いもあるが・・
でも私には山男の気持ちが分かりません・・
Commented by taminamikawa1 at 2015-05-22 21:55
2日間に亘る九重縦走、お疲れ様でした。
快晴に恵まれ、思い出に残る山歩きができたのでは・・・。
白口岳にはまだ登ったことはありませんが、機会があったら、
足を運んで見ます。
それにしましても、何が起こるか分からないとは言いますが、
一緒に参加された方がカラスに貴重品が入ったポーチを持ち逃げされたとの由。
例え、休憩中であれ、油断できないですね。
Commented by PANDORA at 2015-05-22 22:29 x
こんばんは!
 写真で見る限り白口岳は厳しい登りに見えますが、実際には
それほどでもなかったのでしょうか?!
 天気は快晴で阿蘇五岳の涅槃像がくっきりみえていますね。
 久住山見送りはベテランゆえの判断でしょう!
Commented by hibochan at 2015-05-23 07:38 x
お疲れ様でした
温泉小屋映像で見た記憶があります
お釈迦様の寝た山反対側から見たことがあります
まさに雄大
これが噂のミヤマキリシマでしたか
Commented by dojyou38 at 2015-05-23 08:25
shibuya さん
こんにちは、山に登ったことありませんか。
私には毎日1万歩の方が難しいです。
山は1歩1歩の視界の変化と登頂の達成感に、
自然樹林では森林浴(マイナスイオンや視覚による癒しなど)で
長時間歩いて疲れても苦しい気分になることがありません。
一度、丘の延長でなだらかな里山を歩いてみてください。
きっと好きになりますよ。
Commented by dojyou38 at 2015-05-23 08:33
taminamikawa1 さん
何時もと違うメンバーと登ると新しい知識が習得できて楽しいです。
観光地では動物が人に馴れすぎ、様々な悪知恵も身につけています。
今回のカラス、食べ物と間違えたと思うが、獲られた人のショックは大変でした。
Commented by dojyou38 at 2015-05-23 08:40
PANDORA さん
白口岳、PANNDORAさんでしたら軽いものです。チャレンジしてください。
ただし、雨天や大雨直後は避けたほうが良いかもしれません。
久住山見送り、全く疲れていなかったのですが、最近ちょっと弱気になっています。
Commented by dojyou38 at 2015-05-23 08:49
hibochan さん、
法華院温泉山荘は九州で唯一の有人の山小屋です。
しかも九州最高地にある温泉として話題を集めています。
この山荘はミヤマキリシマ観光の中心に有りますが、
最近シカの異常繁殖などにより自然体系が変化し、
ガの幼虫が異常発生してミヤマキリシマは大ピンチです。
Commented by とんぼ at 2015-05-23 17:41 x
山の植物は小生には馴染みが少ないです。
勉強になりました。ありがとうございました。
Commented by dojyou38 at 2015-05-23 21:19
とんぼ さん
山に入ると様々な珍しい植物に会えます。
でも、名前知らないとレンズが向きません。
私の場合、残念ながら名前知らないのが殆どです。
写真にUPしたのはたまたま知っていたものです。


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