2015年 06月 05日
雨上がりの「雨ヶ池」(奥の双耳峰は平治岳) この時期九州の山の花はミヤマキリシマ。 そのシンボル的な山が平治(ヒイジ)岳(1643m)です。 私は何度かミヤマツツジのシーズンに平治岳に登っていますが、連合いは未体験なので体力的に無理かなと思いながら挑戦することになりました。 連合いと一緒だと日帰りは無理と法華院温泉山荘に泊まる。この時期10日間は山荘は常に満室、 3ヶ月前に予約しましたが、梅雨の晴れ間の 絶好の天気に恵まれました。 天気予報では午前中雨・午後曇り。 9:30 福岡を出て 12:10 九重登山口。 平日で前日からの雨に拘らず、上の写真のように 駐車場は九州以外からの車も多く満車状態。 まだ雨が残っていました。 雨具を着けてタデ原湿原から雨ヶ池~坊がつる を経由して法華院温泉山荘を目指します。 湿原を過ぎると広葉樹の森です。 森はまだ柔らかな春の若緑、目に優しい。 でもゴロタ石の登山道は昨日からの大雨で ぬかるみ、歩き辛い事この上ない。 野鳥の囀りと足元の可憐な花に慰められながら 1歩1歩高度を上げて雨ヶ池へと登る。 14:40 やっと雨ヶ池までやってきました。 雨は殆ど止み明るく開けた湿原には まだミヤマキリシマが残っています。 連合いのペースでゆっくり歩き雨のせいもあり、 3km余標高差300mを約2時間掛かりました。 雨のシーズンしか出来ない雨ヶ池は水を溜め、 明日登る平治岳の姿を静かに映しています。 16:00 坊がつるを経て法華院山荘に着く。 何時もは色とりどりのテントで賑う坊がつるの キャンプサイトも昨日からの大雨で 今日は全くテントが見えなかった。 温泉に浸かり汗を流しビールで乾杯したが 今日の山荘は秋田・新潟・長野・千葉・東京・ 横浜など遠来のゲストも多く満室。 夕食の頃になると夕日が射し明日の好天が 約束されたと確信しました。 法華院温泉山荘へは半月前に女流クライマー谷口ケイさんを迎えて開催した「パハルフェスタ」で鉾立峠~白口岳~中岳登山をした時に来たばかりでした。 その時も山荘は大いに賑っていたが、何とか個室が用意されていた。 今日は久し振りに山小屋の雰囲気を味わえる大部屋で、 寝床は富士山ほどではないが一人1畳の混みようでした。 20:40 明日の快晴を思いながら早々と眠りに就く。 今日出会った花 コガクウツギ ニシキウツギ コバノガマミズ オカオグルマ 花の名前、コバノガマズミ・オカオグルマは山友 jo さんが教えてくれました。jo さん有難うございました。
by dojyou38
| 2015-06-05 16:39
| 登山
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Comments(6)
お早うございます!
久重詣でが続きますね! 奥様とのペア登山が羨ましい限りです。家内は登りが 苦手なので当分無理でしょう。
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dojyou38 at 2015-06-06 10:07
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taminamikawa1 at 2015-06-06 12:51
あの薄紫色の可憐なミヤマキリシマの花に出合うと
ほっこりしますね、癒してくれます。
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dojyou38 at 2015-06-07 09:47
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dojyou38 at 2015-06-07 09:54
hibochan さん
ミヤマキリシマは九州だけの固有種のようです。 法華院温泉山荘は九州で最も高いところの温泉としてよく紹介されます。 福岡は梅雨入りしていますが昨日から梅雨の合間、 今日も曇りがちですが降っていません。 こちらではキョウチクトウ・デイゴなど真夏の花が咲き始めました。 |
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